こんにちは、「MUNI」でグラフィックデザイナーをしているAちゃんです。
最近体調を崩して以来、寝ても寝ても体から眠気が取れず…という
感じなのですが、何か身辺で変化がある時は寝ても寝ても眠いらしいと
マツモトに言われたのですが、いやとりあえず今はそういうんじゃない。
と思ったりしつつ、色々含めて平常時に戻りたいと思います。
私は歴史の中で初めて興味を持ったのは幕末で、次にフランス史だったり
するのですがその後、痛烈に(今から12年くらい前)戦国時代に
ハマりました。時代はちょうど戦国ブームとやらで私も例に漏れず
歴女と言われたりしました(実際そうでした)
しかしながら戦国にハマった時、今思えば不思議だったのが今より
SNSもそんなに発達していない時代であったのにも関わらず、
誰かしら周りにすごくくわしい人がいたのです。
それで、その人のブログやらを拝見しておすすめの本や資料を読んだり
関ヶ原にも何度も訪れました。するとそこからまたなんとなく知り合いが
できて、割と本格的な先生みたいな人がちらほらいた気がします。
(親位の年の方から私よりもずっと若い女の子もいましたが、皆そろって
知識がとんでもない)
その時分にすすめてもらった本は本当にどれも面白くて、私は石田三成が
好きで、その時代と界隈についてちょっと今では考えられない程に
読み漁りましたし熱心に勉強しました。
そうして分からない事があると、件の人々にたずねてみたりすると
皆そろって見てきた様に話してくれるのです。
完全に己の物にしていらっしゃる。
そういう人の話を伺うのは楽しかったし、数年前に佐和山の研究を
されている方の講義を聞く機会があり、立ち寄らせていただきましたが
やはり面白い。
人に物事をしゃべる事って難しくもあるかと思うのですが、そういう才能
みたいなものは純粋に憧れます。
石田三成関係の書籍は山程出ているのですが、はじめて読んだ
戦国の本で、もう何度も読み返した本を二つ紹介させていただき
おわりにさせていただきます。
📕「関ヶ原」 司馬遼太郎:著
三成の人となりが大変よくわかり、そして私は大好きになった
一冊。映画(岡田准一さん主演)にもなっていますが
是非本を読んでから見られる事をおすすめしたいです。
映画だけ見るとちょっと難しくてわかりにくいと
思うので(知ってる人前提で話が進む為)
それでも映画、最後を知っているけれどもやはり
涙なくしては見られませんでした。
📗「乱世光芒」 島津義忠:著
この本はちょっともう手に入りにくいと
思いますので、図書館でどうぞ!
(私は古本を探して手に入れました)
三成はこの時代(戦国)に刺す一筋の光芒である…という
すばらしいタイトル。
加藤清正、福島正則と仲がよいので私は嬉しかったです。
この本を最初図書館で借りて読んだ時に、あまりにも
内容がよくてどうしても手元に残しておきたくて
ノートに好きな箇所を書き写しました。
それくらい、好きな本です。
紹介させていただいたら久しぶりに読みたくなりました。
生きているうちにあとどれくらいの本が読めるのだろう、と
最近頓に思うのですが、芥川龍之介のように好きな本をとなりに
置いて天寿を全うしたいなと思ったりました。
おしまい
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