こんにちは、「MUNI」でグラフィックデザイナーをしているAちゃんです。
デザイナーを志していなかったら恐らく社会科のなにかしらの道を
選んでいただろうというくらい、歴史が好きです。
その好きな歴史のはなし。
歴史と言っても多岐にわたりますが、高校生の頃は世界史が
好きでしたが、今ではめっきり日本史の方に興味が移行してしまいました。
元を正せば、中学一年の頃に岡田以蔵に興味を持ったことがきっかけでした。
そもそもなぜ岡田以蔵なのか。この時代だと新選組が好きという話は
よく聞きますが(新選組も好きです)よりによって人斬り以蔵!と母に
言われたものです。
正直、おそらく漫画か司馬遼太郎先生の「人斬り以蔵」だったのではと
思うのですが、正直久しぶりに本の表紙を見てもいまいちしっくりこない
ので完全に内容を忘れています。(この機会に再度読もうと思います)
しかしながら以蔵の何に惚れ込んだかというと、そこに己の意思なくして
いわゆるビジネスとして人斬りをしていたからかなと。
この幕末の時代、各々がそれぞれの天望であったり謀を思惑している中で
まったくもって、天晴なくらいに使われてそして死んでいった以蔵に
中学生の私は何故か心を揺さぶられたのだと思います。
後に新選組の事も調べ本も読みましたが、彼らの様な組織の中で
動いていた人間でもなく、坂本龍馬や勝海舟の様に時代の流れに与した
人間でもない、ただ天誅のみを生業として生き、そして二十八年という
生涯を閉じた岡田以蔵が、私の歴史人生のスタートだったわけです。
余談ですが幕末期には四大人斬りというものがいたそうな…
大河ドラマ「龍馬伝」の中では佐藤健さんが演じておられますが
とてもすばらしい以蔵で、龍馬伝という話もさることながら
今まで視聴した大河ドラマの中でおそらく一番好きな作品でした。
久々に見返したいものです。
おしまい
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