今回はご質問をいただいたのをきっかけに、自分の想いを綴らせていただきました☺️
(懐かしすぎる写真を添えておきます、ちなみにこのお花、合成って知ってました?笑)






「講師って本業なんですか?」
とよく聞かれることがあります。
今日は「もうひとりの私」として働く理由についてお話してみようと思います。




講師業は4年前に始めた当初からずっと本業として携わっております。

ただ、この仕事は月ごとの変動が大きいため、常時3〜5つの副業も並行して行っています。
関わるお仕事はすべて、自分の裁量で動ける内容と働き方にこだわって厳選しており、ほとんどがリモートワークです。そのため、外出する機会はかなり減りました🥹

もともと事務作業が好きなので、週1〜2日のペースでゆるやかに働いています。その他にも執筆関連などのお仕事もしてたり。

ただし、副業には一つだけ「マイルール」があります。それは 「電話応対の仕事は絶対にしないこと」 です(笑)

これは、本業以外で精神的・時間的な負荷をできる限りかけないようにするため。
というのも、私は自分に無意識に負荷をかけてしまうクセがあるので、接客や対人ストレスの多い副業はあえて避けています。

副業では「講師としての私」とは少し違う、もうひとりの自分として関わっています。
平気で上司に歯向かうし(笑)、基本的に群れない「一匹狼」タイプ。自分から染まりに行かず、でも来る者拒まず(笑)
これは全部、「かえで」という講師としての顔や、クオリティを守るためのバランスの取り方なんです。

とはいえ、仕事のルールはきちんと守るし、やるべきことは抜かりなくこなします。
やることをやったら、ささっと帰る。
時間管理には人一倍厳しくて、遅刻や残業は基本的に一切しないタイプです。
これは、講師業で培ってきた習慣そのままですね。
スキルアップの一環として「接客もいんじゃない?」と言われたこともありましたが、私にとっての接客スキルの向上は、本業(講師業)の中で十分に磨かれていると感じています。

だからこそ、副業ではあえて「対人関係のスキルアップ」とは切り離し、「裏方としてのスキルをどう活かせるか」「それがちゃんと対価として受け取れるか」という視点を重視しています。

具体的には、データ整理や事務処理、マニュアル作成、マーケティング補助など、縁の下の力持ちのようなポジションで働けることが、自分にとって一番心地よく、長く続けられると実感しています。なので講師を始めてから事務職のお仕事も実は同じ年数だけ関わっています。

もちろん、その働き方が講師というメインの仕事にも還元されるよう、全体のバランスを常に意識しています。

副業では「もうひとりの私」でいられることが、むしろ本業のパフォーマンスを保つ上でも欠かせないバランスだと感じています。

講師として人前に立つときの私は、いつでも真摯に、誠実に、その場を仕切る立場としての責任を全うしています。ただ、その一方で、常に人前に出続けたり、人の感情に触れ続けることは、決して軽いことではありません。お仕事が終わったらいつだって「母としての一面」にも戻らないといけないので、実は想像以上に振り幅が大きかったりします。

だからこそ、裏方として静かに取り組める仕事が、自分にとっては「呼吸を整える時間」でもあり、講師という立場を長く続けるために必要なリズムなんです。

「かえで」という講師名を掲げてから、もう4年。おかげさまで様々なご縁に恵まれて、たくさんの方に講習を届けることができました。

そしてこれからも、変化していく環境や価値観に合わせて、自分の働き方も柔軟に調整しながら、より良い講習・より良い関わり方を探していけたらと思っています。