「ちょっと意外?でも奥が深い。女性用風俗の“講師”という仕事」
1. 「女性用風俗の講師」って、Muniではどんなことを教えるの?
セラピストとして活動する男性に対して、接客マナーや心の配慮、技術面などをレクチャーするお仕事です。単にテクニックを教えるだけでなく、「女性が安心して利用できる環境をどう作るか?」という視点が非常に重要です。もちろん、SNSを活用した集客方法や、魅力的なプロフィール作成のコツなども伝えています。単に施術ができればいいというわけではなく、信頼関係の築き方やリピートにつながる接客など、総合的なスキルアップをサポートしていくのが講師の役割です。
また、恋愛・パートナーシップの向上を目的とした一般男性向けの講習や、女風講師の育成サポートも行っています。自分のスキルや知識をさらに深めたい方、または新たに講師を目指す方に向けた内容も充実しています。
さらに、女性用風俗店を立ち上げたいオーナー様や運営者向けのサポートも行っており、店舗の立ち上げから運営までのノウハウを提供しています。業界の動向や、成功するための心構え、スタッフ教育に至るまで、実践的なアドバイスを通じて、あなたのビジネスをサポートします。
女性用風俗は、まだまだ一般的な認知が進んでいる途中の世界だからこそ、安心・安全に利用してもらえる土台作りがとても大切です。そのために、セラピストさんたちには技術だけでなく、心のあり方やお客様への向き合い方まで含めて、しっかりと伝えていきます。
2. なぜこの仕事を選んだのか?
私は長年、風俗嬢としてお仕事をしてきました。でも「講師」として働くのは、実はこの業界に入ってからが初めてなんです。女性用風俗(いわゆる“女風”)を知ったのも、もともとはユーザーとしてサービスを利用したことがきっかけでした。「へぇ〜、講習を教える“講師”なんて仕事もあるんだ」くらいの軽い気持ちで知ったのが始まりです。
そんな私が、思いきって老舗のお店で講師を始めたのが4年前。当時はまだ、セラピスト教育に関して右も左も分からないまま飛び込んでいきました。でもやってみると、プレイヤー時代にはなかった“教育現場”での気づきがたくさんあって。セラピストさんたちが少しずつ変わっていく様子や、お客様から届くリアルな声に触れるたびに、「この仕事って、ただの裏方じゃなくて、ちゃんと意味があるんだな」って思えるようになったんです。
それに、まさかこんなに長く続けることになるとは自分でも思ってなかったし、法人を立ち上げて講習専門の派遣会社をやるようになるなんて…当時の自分に言っても、たぶん笑っちゃうと思います(笑)でも、人生ってそういうものですよね。
「性産業」と一言でまとめられてしまうことも多いけれど、講習を受けた男性たちから「もっと早く知りたかった」「これは性教育の教科書にするべき」といった言葉をもらうたびに、「この仕事をやっててよかったな」と心から思えるんです。
3. 実は、コミュニケーション力が要なのです!
女風講師と聞くと“えっちなお仕事を教える人”というイメージを持たれることが多いかもしれません。でも私がこの仕事を通じて感じているのは、「教える」だけじゃなくて、「引き出す力」こそが大切だということです。
セラピストさんたち一人ひとりが、自分の中にある魅力や得意なことに気づき、それをどう活かしていくか。その“気づきのサポート”をするのが、私の役割だと思っています。
私自身のスタイルとして大事にしているのは、「押しつけないこと」。そして、「選べるように提案すること」です。こちらが正確な知識と手法を理解したうえで、いくつかの選択肢を用意し、それぞれの道に“正解”を作れるように導いていく。つまり、どれを選んでもその人にとって意味のある一歩になるように、意図を持って関わっています。
たとえば、人によってはすぐに実践できることもあれば、ちょっと時間が必要なこともあります。でも、それも全部その人らしさだと思うんです。だから私は、決して急がせないし、無理に変えようとはしません。その人自身が「やってみたい」と思えたタイミングで動けるように、そっと背中を押すような存在でいたい。そんな気持ちで、日々向き合っています。
「ここで講師の1日、ちょっと覗いてみます?✨」
女性用風俗の講師って、どんなふうに1日を過ごしてるの?と聞かれることがあります。ここで、ある日のスケジュールを少しだけご紹介しますね。
ある日の一例(講習がある日):
7:30 起床後15分の瞑想とヨガ。その後メール・SNSチェック、講習の準備、朝食、メイク、家事など
10:00 ブログ作成、移動
11:00 対面講習(施術マナー、接客ロールプレイなど)
17:00 移動・講習のフィードバックや記録作成
18:00 スタッフとの打ち合わせ、今後の企画相談
19:00 帰宅・自分の時間(食事・家事など)
21:00~23:30 打ち合わせ、メール・SNSチェック、ブログ作成、入浴
24:00 就寝
ある日の一例(講習がない日):
9:00 起床後15分の瞑想とヨガ。その後メール・SNSチェック、朝食、メイク、家事など
10:00 運営請負業務、店舗セラピストとのメールチェックや当日の連携作業
13:00 休憩、家事、Muniの事務作業、郵送やメールチェック
14:00 Muni講師と電話でコミュニケーションやお茶
15:00 散歩、打ち合わせ、講習依頼の事前ヒアリング対応
17:00 タスク管理チェック
18:00 メール・SNSチェック、ブログ作成
19:00 食事・家事など
20:00 打ち合わせ、メール・SNSチェック
21:00 運営請負業務、店舗セラピストとのメールチェックや当日の連携作業
22:00 入浴
23:00 打ち合わせ、事務作業、タスク管理チェック
24:00 就寝
4. こんな人に向いているかも?
人の成長を見るのが好きな人
目の前の誰かが少しずつ自信をつけて変わっていく姿を見るのが嬉しい、そんな人は向いていると思います。
成果が出たときに、本人以上に感動しちゃうタイプの人
「やったね!」と心から一緒に喜べる、そのピュアな気持ちが、相手にもちゃんと伝わります。
聞き上手な人
うまく話せなくても、安心して話を引き出してくれる存在って、本当に貴重です。相手のペースを尊重できる人は、とても向いています。
ちょっと変わった仕事にも挑戦してみたい人
一般的な仕事とは少し違うかもしれないけど、人の役に立てる実感が強い仕事です。「面白そう」「やってみたい」が最初の一歩になることもあります。
また、意外に大切なのが時間管理ができる人
講師はセラピストさんたちのお手本になる立場でもあるので、時間にきちんと向き合う姿勢はすごく重要です。
限られた時間の中で必要な内容を伝えたり、相手の成長を引き出したりするには、段取りや流れを意識して進める力が欠かせません。
時間を守ること、効率よく進めることも、ひとつの「信頼」につながっていくのだと思っています。
そして、コミュニケーション力やおもてなしの心、清潔感、謙虚さも大事な要素。
教える立場だからこそ、態度や雰囲気も含めて信頼をつくる意識が求められます。
講師の仕事って、裏方だけど、ものすごくドラマのある現場です。ピンときた方は、きっと楽しめると思いますよ。
5. まとめ
一見、特殊に思われがちなこの仕事。でも実際は「人に寄り添い、人の人生に関わる」深い仕事です。裏方だけど、大きなやりがいがあります。このお仕事に少しでも興味がある方が増えたらうれしいです✨