デブ専小説高校時代 -2ページ目

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お盆が過ぎるとあっという間で、練習も始まり、寮もにぎやかさを取り戻していた。
寮の部屋の配置は新学期が始る一週間前に発表された。
棟山は予想通り下川と同室になった。
大山田が寮にはいっていなかったからだが、棟山にとってはうれしいことだった。
下川は体格の良い土方のおっちゃんを一回り大きくしたようなずんぐりとしているが逞しい身体で、人懐っこい気のよさそうな顔をしている。
棟山たちの寮棟は相撲部、柔道部、剣道部の部員が入っており、部屋替えは一斉に二日間で行われることになった。
下川は自分の部屋に棟山を迎えるだけなので、棟山の荷物を運ぶのを手伝ってくれた。
棟山はまだ1年生で荷物も少ないため一日で終わりそうだった。
下川の部屋は2階にあり、午前中でほとんどの荷物を運び終えていた。
午前中の作業を終え、昼食が済んだ後に、下川の同級生が部屋に集まってきた。
「達也は荷物を運ばなくていいから楽だな。」
杉森がそういって部屋を見渡した。
「その代わり俺が手伝いにきてやってるだろう。」
杉森の手伝いに来ていた安村がそういって棟山を見た。
「棟山が下川と同じ部屋なのか。」
「はい、これからもよろしくお願いします。」
「ところで達也は、まだあのブスと付き合ってるのか。」
杉森が下川にいった。
「人の彼女にブスはないだろう。」
「達也の好みがわからないな。」
「多田さんはかわいいだろうが。」
「そう思うのはお前だけさ。もてない同士だから、ちょうどいいかもな。キスくらいしたのか。」
「そんなことするわけないだろう。」
「なんだ、遅れてるな。キスもできないのか。」
安村は笑いながらそういった。
「クラスで一番もてるのは誰かな。」
杉森がそういって下川の顔を見た。
「野球部の西田じゃないのか。あいつかっこいいからな。」
「そうだな、サッカー部と野球部はもてそうだからな。それに比べると相撲部と柔道部はもてないからな。」
安村がそういうと、杉森が付け加えるようにいった。
「特に相撲部だな。いつも廻しだけの裸だからな。」
「満永はどうなんだ。男らしいからさ。」
下川がそういうと、安村がいった。
「あいつは女子はだめさ。」
「女子はだめってどういう意味だ。」
「男にはもてるってことさ。こないだの合宿でも下級生に掘られてたんだからな。」
「掘られるってどうするんだ。」
「達也はなんも知らないからな。」
「そんなこと知らなくて当たり前だろう。」
「掘られるっていうのは男に抱かれてケツに入れられるってことさ。」
「何を入れられるんだ。」
「達也も持ってるだろう、男にしかついてないやつだよ。」
「うぇ、きたねぇ。そんなことするのかよ。」
「掘られるのも慣れたら気持いいらしいぞ、達也もやってやろうか。」
「馬鹿、何いってるんだ。しかし、それ本当かよ。」
「この目で見たから本当さ。」
「へぇ・・あんなに男っぽいのに信じられないな。」
「あんなしてても、入れられると女みたいな声を出すんだからな。」
「なんでそんなこと知ってるんだ。」
「俺も試しにやってみたからさ。」
「良太が満永を・・・か。」
「ああ、中はヌルヌルしててなかなか気持いいぞ。」
「そんなもんなのか。しかしあんなとこに入るもんなのか。」
「当たり前さ、お前も試してみればいいさ。棟山と同じ部屋になるんだろう。棟山も経験したことあるんだからさ。」
「そ、そうなのか。」
棟山は顔を赤くして下を向いた。
「本当だから顔を赤くしてるだろう、なんなら俺が見せてやってもいいぞ。」
「もう止めようや、こんな話。棟山がかわいそうだろう。」
下川は安村を止めるようにそういった。
「一緒の部屋だからそのうちわかるさ。やり方は俺が教えてやるからいつでもいいぞ。」
「止めろって。棟山、コーラでも買ってきてくれ。」
下川はそういってから、棟山に小銭を渡した。
「はい。」
棟山は部屋を飛び出すようにして食堂へ行った。

256

「山本、来てたのか。」
棟山は上口に抱かれている山本を見ながらそういった。
「康、うんと甘えてきたか。」
上口が冷やかすように棟山にいった。
「そんなことないですよ。」
「康のいない間、寂しくてな、太郎に来てもらってたんだ。最初はびっくりしたが、なかなかいい奴だからな。」
「孝太先輩は山本が気に入ったみたいですね。」
棟山はそういいながら、汗だくになったシャツを着替えた。
「康、お前の指導は大山田がするようになったからな。それとアシストを下川がしてくれるから、そのつもりでな。」
「はい。わかりました。」
棟山はなんとなくほっとしていた。
大山田はもちろんだが、下川先輩がアシストについて、指導してくれるのはうれしかった。
下川は棟山の尊敬している先輩の一人で、重量級の2年生だ。
ずんぐりとして逞しさを持ったその身体は棟山にとっては
好きな先輩の一人で、その性格が棟山には気に入っていた。
「先輩、棟山が戻ってきたからもう止めましょうか。」
山本は恐る恐る上口にそういった。
「もう一回出してからだ。」
上口はそういうと腰を激しく動かす。
「ああ・・先輩・・そんなに激しくすると漏れますから・・・」
山本はそういった先からチョロチョロと漏らした。
上口はお構いなしに腰を突く。
「もう、いくぞ・・・」
上口は激しく突きながらそういうと動きが止まった。
「う・・・あぁ・・・」
上口は山本の中でドクドクと射精する。
山本はたまらない感じで上口に抱きついた。
山本の漏らしたションベンが敷いてあるビニールマットにこぼれ落ちた。
「タオルで早く拭け。」
上口がそういうと山本は起き上がってから、上口の体とシートを拭いた。
「すいません・・・」
「気にするな、お前のは汚いと思ってないから。」
「はい、ありがとうございます。」
「康、新学期から寮の部屋がかわるからそのつもりでな。荷物はまとめとけよ。」
「う、上口先輩と離れるんですか。」
「そうだ。康は2年生と同室になる予定だからな。来年にはまた違う組み合わせだろろうが、それまでは1年生は2年生と同室に決まったからな。それから来年の新入部員は全員寮に入るようにするそうだからそのつもりでな。」
「は、はい・・・」
棟山は上口と別れるのが少し寂しい感じがしていた。それに2年生との相手にも不安があった。
「僕、もう帰ります。」
山本がそういうと上口が黙って頷いた。
「外まで送ってきます。」
棟山がそういってから山本の後についた。
「僕も寮に入ろうかな。」
下におりると山本がいった。
「孝太先輩が好きなのか。」
「うん。」
「それだったらわざわざ寮に入らなくても遊びにくればいいだろう。孝太先輩も後半年だし、太郎も孝太先輩とは同室にはなれないんだからさ。」
「そういえばそうだな・・・もうここでいいよ。」
「うん、気をつけて帰れよ。だいぶしごかれたみたいだからさ。」
「うん、ありがと。またな。」
棟山は部屋に戻ると黙って座った。
「康、やきもちやいてるのか。」
「そんなんじゃないです。」
「太郎はさ、まだうぶなMだからいじめたくなるんだ。だからそうふくれるな。」
「ふくれてなんかないですよ。先輩と部屋が別々になるのが寂しいだけですよ。」
「康はやさしいな、こっちに来い、俺が抱いてやるから。」
上口はそういうと棟山を抱きしめた。
「俺も康と違う部屋になるのは寂しいさ。」
そういってキスをする。
久しぶりの上口の巨体に抱かれるのは棟山にとってなんとなくほっとする安心感があった。

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