Kommentar of Creative!!

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Kommentar of Creative…略して「こんくり!」

こんくり!では
・ジャンルを問わず、知的になれそうな本の紹介
・話し相手を「おっ!」と言わせる知的ネタ
・参加したセミナーなどのイベント(とその打ち上げ)

以上の3つを軸にしつつ、いろいろと書いていきます。

コンメンタールとは、法律などの注釈・解説のこと。
クリエイティブな人生の「基礎」となる情報を、毎日更新!


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普段生活をしているなかで、「会話のセンス」を感じさせらる人がいる。

仕事の話をしている中でも、話すテンポが良かったり語彙のチョイス、言い回しにユーモアを感じたり。

そんな人たちと親しくなり、相手のことを知って行く中で彼らに共通点があることに気づいた。

それはニッポン放送のオールナイトニッポンやTBSラジオJUNKなどなど、深夜ラジオのリスナーである(であった)人なのだ。

よく探せば他にも共通点なんかあるのだろうが、僕にはそこがひとつのキーなのでは、と思えてならない。



時計の長針と短針が12のところで重なり、日付が変わる頃。

そろそろ寝ようかな…などと思う時間から、深夜ラジオは始まる。

「縛り」が年々厳しくなってきているテレビの番組とは違い、深夜ラジオはまだまだ自由な空気を持っている。

パーソナリティがプライベートやテレビ収録の裏話などを話し始めるところから始まり、
名物コーナーが始まったり「ハガキ職人」からのネタメールを読んだりする。

テレビと違って音声しか届けられないというラジオの性質から、話す内容で勝負するしかない。

変顔や動きで視聴者を笑わすことができないぶん、声色やテンポなど「トークの質」でリスナーを楽しませるしかないのだ。


僕も中学生の頃から、深夜ラジオをよく聴いていた。
くりぃむしちゅー上田晋也の「知ってる?24時」などはニッポン放送で月〜金曜の24時から25時まで放送されていて、そのままの流れで25時から27時までのオールナイトニッポンを聴いていた。

中学生だし平日だし、ラジオのスリープタイマーを27時にセットして布団の中で聞き、いつでも寝られるようにしていた。

寝落ちしたときでも後から聞きなおせるようにMDに録音していたなぁ・・・

(MDって懐かしいですね)

知ってる?24時にはどハマりしていて、毎晩何通もネタメールを送っていた。

コーナーによって傾向もあるので、それを踏まえてネタを考えなければいけない。

このコーナーはお題が前日に出ているから、言い回しや単語のチョイスまでよく練らなきゃいけない。このコーナーは敢えて下ネタ無しのほうが面白い…などなど。




*     *     *




テレビやラジオのスタッフには、番組の企画や構成を考える放送作家と呼ばれる人がいる。

要は面白いことを考え、作り上げる道のスペシャリストですね。


この本はベテラン放送作家、元祖爆笑王が書いたトーク術の本です。

副題にもあるとおり、番組のオープニングトークからトーク術を学び、日常生活に活かそう、という本。

なかなか勉強になるなぁ、と思いました。



ではでは、あでゅ!



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僕の部屋には、飾ってあるCDが1枚ある。

CDショップに売ってるような有名アーティストのものではない。

数年前に静岡のちいさなライブハウスで手売りしていた、インディーズ…というか素人バンドのCD。

かっこよくキメたジャケットには、すこしビジュアル系チックな4人の若者。

収録されているのはたった1曲。

将来への不安を感じながらも、希望を胸に…誰にも届くような、最大公約数的な歌詞。

メロディに対して、歌は少し早すぎる。


しかし僕の胸にはとてもよく染みる




中学2年生の頃だったか。急にクラスの友人とバンドを結成することになった。

とりあえずの目的は、当時流行っていた「オレンジレンジ」のコピーをすること。

メンバーはギター、ベース、ドラムが各1人ずつ。3ピースバンドって言うのかな?

僕は(なぜか)ベースを担当することに。

楽器を手に入れるために、バイトをしてお金を…なんてドラマ的なものはなかったけど、お小遣いとかお年玉とかを貯めて、1万円くらいのベースとアンプのセットを買ったなぁ。

(中学生だし、バイトって選択肢は無いか)

同学年のなかで初めて結成されたバンドということで、クラスでもチヤホヤされて。

いっちょまえにバンド名なんかもつけて、毎日飽きずに楽器のことを話し合っていたなぁ…

ベースが弾けるようになってきたらギターにも手を出してみたり…まぁ「男の子」のベタを楽しんでいた感じですかね。


そのバンドは中学卒業を機に解散してしまったけど、青春の1ページのうちでも鮮明なものです。

幸か不幸か、僕がベース(とギター)を弾くことができるという情報が高校入学後学年に広まり、「女5人、男1人」という異様なバンドを組むことに…というお話は、機会があればまた。



*     *     *



中学の頃にバンドを組んでいたうちのひとり、ドラムを担当していた友人は、いまは地元にいない。

プロデビューを目指して、上京しているのだ。

中学生の頃、ニコニコしながらオレンジレンジを演奏していた坊主頭の少年。

それがいまは、バンドの仲間とオリジナル曲を作り、ライブハウスで演奏しているらしい。

もちろん髪は伸ばし、かっこよくなっている。



部屋にあるCDを眺めながら、かつてのバンド仲間を思い出す。

彼のライブ、また行きたいなぁ。



*     *     *



芦原すなお『青春デンデケデケデケ』という小説がある。

九州の片田舎に住む坊主頭の主人公が、ラジオから流れてきたベンチャーズの「パイプライン」の音に衝撃を受け、同級生を誘いロックバンドを結成する。

恋に友情に音楽にユーモアに…青春がぎっしりと詰まった、懐かしくてたのしい直木賞受賞作品です。

この作品は音楽が多いため、映画版を観るのもおすすめですね。

かっこよくて懐かしい音楽の数々に、映像ならではのユーモア。

じつはこの文章も、この映画版を観ながら書いています。


ではでは、あでゅ!


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小学生の頃から、僕は呪いのようなものに取り憑かれていた。

それは「自分は将来、福祉関係の仕事に就く」という強迫観念のような、予言のようなものだ。

両親はもちろん、自分の身近なところに(すくなくとも認識できる範囲に)福祉にまつわる物事があったわけではない。

それなのになぜか「自分は将来、福祉関係の仕事に就くのではないか」という予感がしていたのだ。

そして「意識的にそれを避けないと、自分は必ずそこにたどり着く」という確信めいたものがあった。

どこにでもいる平凡な、スポーツ刈りの小学生の頭の中に、そんなものがあったのだ。

 

 

 

 

 

 

あれは小学校の…なんの授業だったのだろうか。

どの教科に分類されるのか全く思い出せないが、当時「いろいろな職業について調べましょう」といった授業があった。

クラス全員で図書館に行き、警察官だったり花屋さんだったり、各々が興味のある職業について調べるという授業。たしか複数の職業について調べ、その職につく方法や仕事内容、その仕事のつらいことなどをノートだか画用紙だかに纏めることが求められたような気がする。

希望にあふれ可愛らしい僕は発明家になりたかったのだが、夢のない小学校の図書館には「発明家になる方法」などといった本は置かれていなかった。

そのため、ときどき冗談交じりに「弁護士になりなさい」と言っていた父の言葉を参考に、弁護士という仕事について書かれた本を手に取った。

小学生にはムズカシイ(いまの僕にもムズカシイ)仕事について、ひと通り学んだところで次の職業の本へ。

ささっと目を通し、要点をメモし、また次の職業の本へ。

次の職業も、ちゃちゃっと調べて、次の本へ…

当時の僕は要領のよい…、悪く言えば落ち着きがなく、ずる賢いやんちゃ少年だったのです。(「希望に溢れ可愛らしい」ことと「落ち着きがなくずる賢く、やんちゃ」であることは背反しません。異論は認めないっ)

そうやっていろいろ調べていく中に、「社会福祉士」もしくは「介護福祉士」があったのだ。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

そのときの職業調べをきっかけとしてなのか、それとも既に意識していたから職業調べで扱ったのか…とにかく僕は、小学生の頃から「福祉」に縛られていた。

その「福祉」は中学生になっても高校にあがっても、僕の心の奥底にあり続けた。そしてときどき気まぐれに、思い出したかのように僕を恐ろしく締め上げた。

部活でバスケットボールをやっているとき

塾で勉強をしているとき

友達と8時間ぶっ続けでカラオケをしているとき

時と場所を選ばず、その鎖は僕を縛っていた。

 

余計だと思いつつ言っておくけど、僕は福祉関係の仕事を否定したくてこんなエピソードを語っているわけではないです。

「将来◯◯になる気がする」という、「根拠はないのに避けがたい(ような気分になる)謎の強迫観念のようなもの」自体を恐れていた…というお話をしたいのであって、この「◯◯」に「アイドル」が入ろうと「総理大臣」が入ろうと、関係はありません。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

そんな僕も、大学に進学した。

進学する学部や学科を選択することは、自分の進む道筋を多かれ少なかれ定めることでもある。そして福祉に直結するような進路を選ばなかったからだろうか。

勉強に遊びに全力で体当たりし、寝る間も惜しんで本を読み、ときには青春っぽく悩んだりした。

そんな日々に忙しく、小さい頃から悩まされていた「福祉」のことを、僕はいつしか忘れていた。

 

 

 

 

 

 

すっかり忘れてから数年経った。

 

気づくと僕は、とある会社の、福祉関係の部署にいる。

 

 

 

*     *     *

 

 

 

『掏摸』という小説がある。

漢字には馴染みがないけれど、人混みで人の財布を盗んだりする「スリ」のことですね。

 

 

あとがきでは、著者が「小さい頃、遠くに、塔のようなものを見ることがあった。」と語る。

怖いような、でもどこか不思議な幻想。

 

あなたにも、似たような経験はありますか?

 

 

 

 

ではでは、あでゅ!

どーも。久々投稿、むねしょんですー!
今後のお勉強について、忘備録的にちょっと書いてみます。


①簿記
仕事のために必要とかそういうわけではないんだけど、知識として最低限は押さえておきたいなぁ。
ということで簿記の勉強をしようかと思います。
じつは数年前に手を出したことはあるんだけど、苦手意識が強くて挫折したからなぁ…

今回は「知識を得られればそれでいいや…」という言い訳無用で、りあえず3級資格取得を目標に勉強をしたいと思いますー!
近いのは11月の試験かな…?



②TOEIC
友人がTOEICの勉強をしている話を聞き、感化されました。
簿記とは違って、英語は結構得意な方なんですよねーーー
大学在学時にTOEFLはそれなりに勉強してたんだけど…TOEICはまた別だよね。


とりあえず700点超えくらいを目標に頑張ってみようかと思ってます!
10月じゃ間に合わないかなー?



*     *     *


以上、2つのお勉強を頑張っていきたいと思っております。
あとブログの毎日更新も復活したい!

他にもやらなきゃいけないことはいっぱいあるんだけど…
言わなきゃやらないからね!
宣言しちゃう!

ということで、本日はこれまで。
特に情報もない備忘録的ブログでしたー!


ではでは、あでゅ~
さて、6月に読んだ本を紹介していきますよー!



2014年6月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2237ページ
ナイス数:1ナイス

人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
読了日:6月3日 著者:千田琢哉
約2年ぶりの再読本。
2011年の「心に残った本ランキング」で1位をつけたくらい、お気に入りの本です。
千田琢也さんの本は何冊かよんだけど、これが断トツで好きですね。

別記事で紹介しました
本好きの、本好きによる、本好きのための本の紹介



風の歌を聴け (講談社文庫)
読了日:6月5日 著者:村上春樹
最近読んでないなぁ…ってことで、再読。
村上春樹の作品の中でも、とくに好きな作品のひとつです。
独特のテンポが心地よく、登場人物のキャラクターに惹かれます。
薄いから気軽に読めちゃうのもいいところ。



病む女はなぜ村上春樹を読むか (ベスト新書)
読了日:6月6日 著者:小谷野敦
うーん…タイトルと内容が合致してないんですよね…
単なる村上春樹批評なら、そういうタイトルにしてくれればよかったのに。
これは僕の求めていたものとはズレていたなぁ。残念!



他人の思考の9割は変えられる (マイナビ新書)
読了日:6月6日 著者:與良昌浩
なかなか面白かった!
人の心が変わっていくプロセスを、図とともに説明してくれている。
相手を操ろうとする技術…というよりは、相手と一緒に頑張るための方法のように感じました。
これはなかなか良い!!



クイック・ジャパン 114
読了日:6月13日 著者:玉井詩織,ももいろクローバーZ
ももクロの黄色、しおりんこと玉井詩織さん特集号!
メンバーもよく理解できていないしおりんの謎を解明するため、生まれた土地の種子島へ行ったり、各メンバーへのインタビューを行ったりしています。
いやぁ、ボリューム満点でよかった!



週刊 金曜日 2014年 6/6号 [雑誌]
読了日:6月13日 著者:
アイドル特集ということで、久々に週刊金曜日を購入、読了。
AKB握手会での傷害事件があったから組まれた特集なのかな…?
グラドル自画撮り部、接触厨(=握手会など、アイドルに触れることができるイベントが好きな人)のことを深く知れたのがよかったです。

グラドル自画撮り部については、別記事かきました
グラドル自画撮り部ってなんぞや?



ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
読了日:6月13日 著者:村上春樹
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
読了日:6月17日 著者:村上春樹





断トツで1番読み返している小説ですね。
何度読んでも新しい楽しみがある、ほんとうに飽きない作品。



ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと
読了日:6月18日 著者:川上アキラ(ももいろクローバーZチーフマネジャー)
ももクロのお父さん的存在、川上アキラマネージャーが書いた本。
実質プロデューサーでもある彼が、路上ライブをやっていたアイドルを数年で国立競技場まで駆け上がらせた裏話が載っています。
メンバーとの対談も載っていて、厚い1冊でした。



よいこの君主論 (ちくま文庫)
読了日:6月20日 著者:架神恭介,辰巳一世
マキャベリの『君主論』をわかりやすく紹介している本。
イメージでいうと、「もしドラ」の君主論バージョンって感じですね。
とある小学校の教室を舞台に、おふざけ要素がてんこ盛りで書かれていてとても好きなんですよねー



夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
読了日:6月21日 著者:森見登美彦




森見登美彦の代表作のひとつですね。
個人的には『四畳半神話大系』のほうが、彼の作風がよい塩梅で好きなんです。
(むしろメジャーすぎる本作は敬遠しがちという、ひねくれている僕)
しかし、やっぱり大人気作ということで、この作品、面白い!
黒髪の乙女に惚れない男性はいないのではないか!

読書メーター
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さて、6月は11冊。
小説が多めだったものの、量は読めたしジャンルもばらけていていい感じでした。

ただ、今年に入ってから再読本ばかりな気もしていて…
そのへん、どうなんですかね?
それなりに書店に足を運んではいるものの、なかなか良い本と出会えない…!


ではでは、あでゅ~