住宅ローン、金利据え置き 大手4行、1行は下げ | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

日銀が、
利上げしたにも関わらず、
金利据え置きどころか、

引き下げも出るに至っては、
正直、驚かされた。

実質的な上げ幅が小幅だったから?
とは言え、

何か、思惑があるのでは?
と思うのが、
僕の悪い癖。

先ず、
マーケットへのインパクトを嫌う、
今の日銀の姿勢を考えると、
釘を刺されていた?

そうじゃなくても、
どこかが、抜け駆けで、

利上げをしないで、
拡販を狙ってる?

という情報が拡がり、
結果、横並びで、
利上げを踏み止まった?

が、蓋を開けてみたら、
利下げが出ている、
何処?

これには、
都市銀行は、
やられた感?

利下げは、
まさかの、信託銀行だった。
おそらく、腹の探り合いで、
信託銀行を外していたのだろ。

信託銀行にとっては、
今回が、

一番手堅い住宅ローンを
たくさん獲得する、
千載一遇のチャンスだと思う。

その背景は、
信託銀行の業務の幅は広く、

長期に渡る住宅ローンを獲得すれば、
当然、普通預金口座を開き、

遺言、相続、退職、土地などにも関連して、
様々な信託業務をも、
獲得する接点が出来る。
もちろん、NISAなど、運用も在る。

17年ぶりの利上げということで、
若い人は、これまで、
金利を意識しない時代に育っているが、
これからは、

受け取るにせよ、
払うにせよ、
金利が身近なものになる。

そういう意味で、
変動の出来上がりが、
一番低くなっているのは、

比較をすれば、若い人にも、
インパクトがある。

取引するのは年寄りだけ、
という印象の信託銀行に、

若い人の目を向けさせる意味で、
効果的であり、

将来のことを考えれば、
利下げのコストなど、
安いもの、

と、
まぁ、これが、
僕の悪い癖の結果。

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 国内大手5銀行は29日、4月に適用する住宅ローン金利を発表した。日銀が17年ぶりの利上げとなるマイナス金利政策の解除を決めたものの、三菱UFJ銀行など4行は変動金利を据え置き、三井住友信託銀行は引き下げた。4月に変動金利で住宅ローンを借りる人の負担増は回避されるが、日銀が今後、追加利上げに動けば変動金利が上がる可能性がある。
 変動金利は、銀行が業績の良い企業に貸し出す際の金利「短期プライムレート(短プラ)」に一定の金利を上乗せし、そこから個人の信用力に応じて優遇幅を差し引く。信用力が高い人ほど金利が低くなる。
 日銀の政策金利は短プラに影響を与えるが、マイナス金利解除による政策金利の引き上げ幅は0.1%と小幅で、各行は短プラを据え置いている。

 変動金利を据え置いた4行の最優遇金利は、りそな銀行が0.340%、三菱UFJ銀が0.345%、みずほ銀行が0.375%、三井住友銀行が0.475%。
 5行で変動金利を唯一引き下げた三井住友信託銀の最優遇金利は前月よりも0.075%低い0.330%。