久しぶりに、
山下監督の動静の記事、
と言っても、
自分には、
山下智茂監督、
いや、
今は、名誉監督。
何より、
お元気そうで、嬉しい。
山下監督の下で、
選手になる縁は、
なかったが、
一年生の五月に、
星稜高校のグランドで、
練習試合をした時、
その夏、星稜高校は、
甲子園に出場しましたが、
エースピッチャーから、
ヒットを一本打って、
ファーボールが二つ、
凡打も、センターに抜けそうな、
ショートライナーだった。
第一試合が終わって、
トンボで、グランド整備をしていると、
山下監督が、寄ってこられて、
「君は、一年生か?」
と声を掛けて、くださった。
その後、
対戦することはなかったが、
高校時代の思い出の一つ。
母校は、甲子園と、
長らく縁が無いが、
その所為もあってか、
いつも、星稜の勝ち上がりは、
気にしている。
何年前だったか?
金沢駅で、山下監督をお見かけして、
挨拶をしたら、
気さくに、お話をしていただいた。
こういう記事を読むと、
山下監督のノックを受けてみたかった、
と思う。
もちろん、母校の監督に感謝している。
高校に入って、
四月の中頃だったか?
監督の指導で、
中学からのバッティングを変えた。
その結果が、
星稜の試合のヒットに、
結び付いている。
その後、
そのバッティングを変えることはなかった。
この春、星稜に優勝してほしいな。
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第96回選抜高校野球大会は24日、甲子園球場で予定されていた第6日の1回戦1試合と2回戦2試合を天候不良により2日連続で中止とした。試合は1日ずつ順延。準決勝翌日の休養日がなくなり、30日が準決勝、31日が決勝と連戦になる。登場予定だった6校は、甲子園球場の室内練習場で調整。星稜(石川)は、山下智将監督(42)が父・智茂名誉監督(79)の教えを胸に、再度の仕切り直しに臨む。 室内練習場で行われた星稜の打撃練習を、山下智茂名誉監督が見守った。選抜の2日連続順延は10年以来14年ぶりで、同氏も「2日連続の経験はないかな。晴れ男ですから」と明かす。難しい調整が強いられる、きょう25日の八戸学院光星(青森)との2回戦を前に長男の智将監督へ、金言を送った。
「監督が焦るのが一番ダメです。監督がどしっとした姿を見せることは、生徒の余裕につながりますから」
指揮官としての心持ちは、どっしり「静」の姿勢。その一方、選手には自ら動いて働きかけるのが山下流だ。監督時代の智茂氏は、中止時に選手を大阪市内の水族館「海遊館」に連れて行くなどして気分転換を図った。この日の智将監督は、フリー打撃で投手役を務めた。打者に声をかけながら約100球を投じ、最後は選手から「ナイスピッチャー!」と拍手が起きた。
星稜の選手時代、監督だった父は毎日、打撃投手やノッカーを務めてくれた。自身も冬場は連日、打撃投手を担う。今回は「表情が沈んで見えた」と選手の鼓舞のために投球。「父もよく投げてくれたし、監督が投げると緊張感が出た。そういう願いも込めて投げました」。父を手本に最終仕上げを済ませた。
智茂氏は「選手に気合を入れたい時に、監督自ら投げるのも一つの手」と目を細めた。「静」と「動」の山下流で、昨秋の明治神宮大会王者の雰囲気が引き締まった。