ゴールドマンが日本の銀行業務から撤退へ-4月15日付で営業終了 | ハロー・ベースボール!

ハロー・ベースボール!

「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

そもそも、

トランザクション・バンキングとは?


>企業向けに決済性預金の受け入れや国内外送金といった資金管理サービスを提供する


と、記事では、定義しているが、

もう少し調べてみると、


「資金管理サービス」の中には、

GCMのような、

資金効率の最大化?


の色彩が強いように思える。

それ故に、

国際的な金融機関が、

重宝がられると思うが、


よく考えなくても、

日本の主だった企業は、

既に、やって来ている、


と、

この話しが持ち上がった時に、

思ったものだった。


ならば、

ゴールドマン・サックス(以下、GS)が、

提供するサービスは、


どのように差別化され、

付加価値が有るのか?


もし事務だけなら、

むしろ、

GSには、

一番馴染まないビジネス、

だと思った。


事務は、

人件費は抑えても、


特に日本の場合には、

頻繁に制度対応に迫られ、

システム開発と維持管理は、


余程のボリューム効果が無ければ、

コスト倒れになる。


事務とセットなら、

日本企業の場合には、

邦銀が現実的であり、


外資系企業ならば、

それこそ、

事務だけを受託することになる。


日本の主だった企業の、

財務担当者は優秀で、


進出している国々の、

税制、為替は熟知していて、

既に最大効果は追求していると思われる、


「アドバイザリー」だけを、

受託する可能性も低いと思っていた。


ということで、

早く、やーめた😱

というのは、良い判断だと思ったが、


銀行免許を取得する時点でも、

予測出来たと思われる。


>トレーディングや投資銀行業務のような変動の激しい分野よりも安定した収益を生み出すことができる、


と考えることは、理解出来るが、

それには、

それなりの覚悟してが必要だと思う。


投資銀行でも、

すぐに出来そうな銀行業務のビジネスを考えてみたが、


長く、株や債券を扱って来たので、

事務が容易なのは、

カストディーかも知れない。


が、

有価証券に係る税制などは、

各国別に制度が異なり、


GSが、カバーしていない、

国や地域の方が多い?


しかし、顧客は、

カストディーは、

グローバルで、一つに纏めたいハズで、


では、

コレから勉強して、

ノウハウを溜め込んでも、


ビジネスの性格上、

他行から、顧客を剥がすのは難しく、


フィーを安くすれば、

コスト倒れ、

結局、やらなければ良かった?


という時に、

それでも、やるんだ!

のために、


一番必要なものは、

「覚悟」だと思う。


>20年に米国でトランザクション・バンキング業務を開始し、その後、英国やドイツ、オランダにも導入した、


ということで、

米国は、理解出来る。

しかし、


英国、ドイツ、オランダ、

本当に?


事務や制度を超えた、

ハイレベルのアメリカとのリレーション、

みたいなものが在るのでは?

と思った。


==========