投機筋との対決鮮明に 為替介入、タイミング見極め 政府・日銀 | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

>日本の通貨当局が背後にある投機的な動きへの対決姿勢を鮮明にした、


と、ようやく、日本の意思を明確に表示した。

なぜ、もっと早く、やらなかった?


これで、

投機筋は、日本と戦う判断をしなければいけない。


もっと早く、言っておけば、

もっと早く、判断を強いられた。


投機筋は、

勝たなければ、大損を被る。


この戦いは、

最後は、資金力がモノを言う。


当初は、

どちらも、自己資金だが、

長引いて、

足りなくなれば、調達しなければならなくなる。


投機筋と日本、どちらの方に信用力があるか?


もちろん、

投機筋は、複雑に絡まって、

さらに、何重にも資金を調達して、

何倍もの取引をしているが、


元を正せば、

サブプライムローンと変わらない、

リスクが詰め重なった状態で、

資金の出し手は無くなる。


なので、

アメリカの利上げの効果が出て来れば、

今度は、急速に、マーケットは、

反対へと動く。


そもそも、

金利差は、

他通貨を買うモチベーションにはなっても、

為替レートを決めるものではない。


なので、

金融緩和と為替レートも、切り離して、

介入することは、


>「投機筋によって為替が大きく変動し、国民生活、世界経済に悪影響を及ぼすのは容認できない」、


というなら、

理に適っている。


投機筋は、

反転しても、

ドル金利を受け取り続ける覚悟は有るか?


金利で勝っても、

ノーショナルで、ヤラれると、

意味はない。


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 外国為替市場での急激な円安進行を受け、日本の通貨当局が背後にある投機的な動きへの対決姿勢を鮮明にした。


 政府・日銀は先週末の深夜に円相場が急落すると、為替介入の実施の有無を公表しない「覆面介入」を実施。鈴木俊一財務相は24日朝、記者団に「今、市場を通じて投機筋と厳しく対峙(たいじ)している」と強調した。 政府・日銀は先月22日、約24年ぶりとなる円買い・ドル売りの為替介入を実施したと発表した。円相場は1ドル=145円台後半から、一気に5円以上急伸。政府関係者は「投機筋の動きは常に監視しているが、思った以上に効果があったようだ」とほくそ笑んだ。 だが、米国が急ピッチで利上げを続ける一方で日本が低金利政策を続けている以上、利回りの低い円を売ってドルを買う動きは止まらない。政府・日銀は先月の為替介入後、介入したかどうかを明らかにせず、市場に疑心暗鬼を生じさせて一方的な取引を逡巡(しゅんじゅん)させる「覆面介入」に戦術を変更。市場に警戒感を植え付けることには成功したが、円相場はじりじりと値を下げ、今月20日には約32年ぶりに1ドル=150円の大台を付けた。 政府・日銀が実際に覆面介入に踏み切ったのは、21日深夜の海外市場で152円間近まで円相場が急落した直後。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース減速の可能性を報じ、相場が円高に反転した「絶妙のタイミング」(市場関係者)だった。市場は虚を突かれた格好で、一部電子取引で一時144円台とみられる水準にまで急騰。為替介入の実務を指揮する神田真人財務官は「夜中に不意打ちみたいな話があるが、(介入を)やっているかは別にして24時間365日、必要な対応を取る体制を構築している」と言い放った。 円相場は週明けも乱高下した。東京市場が開く直前の24日朝、海外市場では円は149円台から145円台に急騰し、政府・日銀が21日に続き為替介入に踏み切ったとの観測が広がった。神田氏は、介入の有無については言及を控えつつ、「投機筋によって為替が大きく変動し、国民生活、世界経済に悪影響を及ぼすのは容認できない」とけん制した。