東海地区の「逆転現象」に鬼嶋委員長が見解「投打に大垣日大が勝った。投手力で差」 | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

なるほど、

センバツの選考委員が、
高校野球をダメにしている、

ということが、
分かりやすく理解できるコメント。

逆転現象は、あり得る。
二校選出の場合に、

準優勝チームが、
決勝戦で、ボロ負けして、

準決勝で、
優勝校に敗れたチームの方が、
接戦をしていたなら、

むしろ、当然と言える。
が、今回は、そうではない、
というか、

決勝戦、選考から落ちたチーム、
3-6で敗れたが、
ボロ負けとは言えない。

そして、
逆転現象で、選ばれたチームは、

準決勝で、
優勝校に、5ー10と、
大量失点で敗れているが、

不可解な選考をダメ押ししている。

なので、
納得出来る理由が無ければならないが、

その理由が、
高校野球と、野球そのものを、
冒涜していては、
理由がないのだろ。

毎年、
選手が入れ替わる高校野球において、
チーム作りは、

選手に応じて、
個性を活かして、
最大限の効果、結果を求めるハズ。

従って、
好投手の素材が、
入学しなければ、

チームを攻撃型に育てるのは、
勝つための手段であり、
攻撃で、失点をカバーすることになる。

>「選手個人の力量に勝る。甲子園で勝つ可能性が高いかを客観的に判断」


ということらしいが、

野球は、チームプレーのハズ。


そして、野球に勝利を求めるならば、

相手チームよりも、
1点だけ多く取れば良いのであって、

その方法は問われない。
1-0でも、10-9でも、構わない。

そしてそれは、
春も夏も、そして秋も関係ない。

春だから、
というのは、一般論であって、

春は、ピッチャーが、へばっていないのと、
バッターの経験が浅いだけで、
個々のチームには、当て嵌まらない。

投手が失点を抑えて、
打者が打つチームが良い?

そんなことは、
子供でも分かる当たり前の事だが、

それを、
センバツの選考委員が求めるならば、
個性など関係なく、

出来上がった中学生を
全国あちこちで、

好投手を求めて、
強打者を求めて、

スカウトしなさいと、
言ってるようなもの。

今回の選考結果が、
間違っている、
というのではない。

結果は、正しいのかも知れない。

が、

逆にコメントからは、
ロクな議論では無かったことが分かるので、
過程が間違っていた。

もっと言えば、
野球について、
ロクな議論が出来なくても、

コメントだけは、
真面目に考えろと言いたい。

持てる力を発揮して、
準優勝の結果を残したチームに、

選考委員が、
失点が多いとケチをつける資格は無い。

1位校に勝った方を選んだ、
それだけの方が、
まだ、マシだった。

センバツ選考委員は、
こんなチームが好きだと、
先に公言してあげたら良い。

センバツ選考委員の選考結果のコメントは、

中学生の好投手のスカウト合戦・争奪戦の火に、
油を注いだ。

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東海地区で予想外の選考があった。準優勝の聖隷クリストファー(静岡)が選考に漏れ、4強の大垣日大(岐阜)が選ばれる逆転現象が起きた。


東海地区の鬼嶋一司委員長は「意見は賛否両論あり、拮抗(きっこう)していた。ただ、簡潔に言えば投打に大垣日大が勝ったということです」と話した。「特に投手力で差があった。春の選抜大会では失点の多いチームは厳しい」。粘り強く接戦を勝ち上がった聖隷クリストファーだが、東海大会3試合で15失点だった。


優勝が日大三島(静岡)で同一県からの選出を避ける配慮が働いたかとの問いには「静岡同士ということは全く考慮していなかった。甲子園で勝てる可能性の高いチームを選んでいます」と話した>一方の大垣日大は前評判の高かった静岡(静岡)、享栄(愛知)を破るなど「総合力の高いチーム」と評価した。聖隷クリストファーは補欠校となった。


激戦が予想された近畿は当確の4強に加え、5番目に昨年夏の甲子園大会4強で主戦左腕・森下が健在の京都国際(京都)を選出。その後、市和歌山(和歌山)、東洋大姫路(兵庫)、近江(滋賀)の3校の比較検討したなかでも好投手・米田を擁し、機動力を駆使した多彩な攻撃ができる市和歌山の戦力を高く評価し、6番目に選出。次いで県3位ながら強豪の智弁学園(奈良)に完封勝ちするなど伝統の守りの野球が健在の東洋大姫路を最後の7番目に選んだ