急ぐべきはワクチンのブースター接種だ | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

まぁ、この通りかな。


結果的に、

日本は菅ソーリが助けた、

そんな感じがする。


オリンピックを含めて、

一番、大変な時期を、

無難に乗り越えながら、


そして、

なんと言っても、

ワクチンを確保して、


今の、世界でも稀な、

日本の落ち着いた状況をもたらした。


出来れば、

もう少し、経済を優先したかったと思うが、

その分は、


感染者が減って、

何人かの命を救った、

ということになる。


ところで、

これからの日本は?


というと、

真っ先に知りたいのは、


オミクロンの後遺症。


不思議なことに、

日本のメディアは、


全くと言って良いほど、

後遺症で悩んでいる人のことを、

取り上げていない。


しかし、

ごく稀に取り上げたのをみれば、

何らかの後遺症に悩んでいる人が、

多いことも確かで、


それこそ、

肉体的だけではなく、

失業などによる、

精神的、心理的に傷んだ人も居る。


オミクロンは、

症状が出ない、

だから、

全部を緩めろ、

などと、

今、簡単に言える?


分科会も、

オリンピックの前には、

厳しい規制を言っていたが、


今、

後遺症をどう考えて、

緩めろと言っている?


ならば、

そのエビデンスは?


症状が軽くても、

実は、後遺症が、

これまでのコロナの中で、

一番重かったら大変。


そのためにも、

とにかく、


オミクロンの後遺症について、

早く、

データを分析して、

判断を進めて欲しい。


高橋さんには、

全く同意して、

後遺症のことを

付け加えたいと思った。


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コロナ政策の「非科学的風潮」 まだエビデンス提供できない人流抑制重視続けるのか…急ぐべきはワクチンのブースター接種だ


2021年を振り返ると、東京都などで年初から9月まで大半の期間で新型コロナウイルスの緊急事態宣言や蔓延(まんえん)防止等重点措置が発令されていた。その間、東京五輪・パラリンピックは無観客で開催され、ワクチン接種は急速に進んだ。この1年について日本は何を教訓とすべきだろうか。


菅義偉前政権は「ワクチン一本足」と言われたが、結果として正しかった。


筆者は、「ワクチン接種1日100万本」を無理のない計画だと話していたが、多くのマスコミは当初、できっこないと頭から否定していた。


実際には、冷凍庫の台数や打ち手の確保を事前に予算でしっかりと準備したので無理なく達成できた。このペースは海外と比較しても同程度であるのに、マスコミは結論から逆算したものだと根拠のない批判をしていた。


菅政権はワクチンと同時並行して、ピンポイントで規制をかけ、経済への打撃を最小限にしようとしたが、政府分科会は、経済全体へ影響が大きい人流抑制の一本やりだった。マスコミも政府批判の大合唱となり、結果として分科会の意見が政策となった。もっとも分科会はエビデンス(根拠)を提供できたとはいえず、説得力を欠いていたと筆者は考える。


筆者は国際比較データから、日本の感染者数や死者数が諸外国より低いと客観的に言っただけで、マスコミから叩かれた。筆者はただ単に、欧米と比較すれば感染が少ないのに五輪・パラリンピックを中止したら欧米からどう思われるか、とツイートしただけだが、反対派から攻撃された。そうした主観的・非科学的な風潮も、政府の対策が人流抑制重視となった一因だろう。


 五輪とパラリンピックは無観客だったが実施できた。科学的には一定の観客を入れても問題なかったが、一部からの批判を過度に恐れたのだろう。


こうして分かったことは、人流抑制よりワクチンをいかに早く打つかが重要だということだ。新変異株のオミクロン株は、感染力は強いが毒性はデルタ株より弱いといわれている。また、ワクチンは、デルタ株やオミクロン株などの変異株にも有効とされる。その観点からいえば、国際比較で日本が3回目のブースター接種で遅れているのは問題だ。ワクチン在庫があるにも関わらずだ。


大学入試の規制強化を巡る一件もおかしい。文部科学省は、国公私立大の個別入試について、オミクロン株感染者の濃厚接触者は症状の有無にかかわらず受験を認めず、別日程での受験とするよう各大学に通知した。なぜ毒性の弱いオミクロン株で人流規制強化なのかと批判は強く、岸田文雄首相は再検討を同省に指示し、一定の条件の下で、別室での受験が認められることになった。


 オミクロン株はいずれ日本でも流行するだろう。しかし、どれほど重症者や死者が出るのだろうか。それまで、ワクチンのブースター接種を急ぎ、全面的な人流抑制に頼らないようにすべきだ。