基本、FAで、選手が流出すると、
補償を受けても、戦力は低下する。
ということで、戦力の低下は避けたが、
>三浦監督からは「一緒にシーズンを戦おう」と残留を願う言葉を掛けられたという、
ところの三浦番長監督は改めて、
解決しなければならない難題を認識したはず。
というのも、
宮崎選手は、DeNAが誇る、
各駅停車打線を構成する一人であり、
他の各駅停車打線を構成する選手も含めて、
どうやったら、得点力が増すか、
を三浦番長監督は、考えなければならない。
先日も、
https://ameblo.jp/munerin52/entry-12706361267.html
>盗塁ゼロの佐野選手、宮崎選手に至っては論外、
と書いたが、
改めて、各駅停車打線を確認すると、
牧選手の2盗塁が、目立つくらいで、
オースティン選手は、1盗塁。
宮崎選手、佐野選手に加えて、
ソト選手も、当然、ゼロなので、
オースティン選手の1盗塁が、
すごく立派に見えるから不思議。
ついでながら、宮崎選手は、
プロ10シーズン、通算盗塁数もゼロ、
何と、盗塁死もゼロ。
つまり、エンドランのスタートは切ったことはあっても、
一度も盗塁を企てたことがない。
さらに、犠打もゼロ。
宮崎選手くらい、試合に出て、
この三項目全てがゼロの選手は珍しい。
因みに、イースタンでは、
ルーキーの年に、1盗塁を記録している。
ただし、盗塁死が、3。
犠打は、イースタンで、通算2。
一軍に定着する前から、走るのを諦めた?
しかし、コレは、宮崎選手だけの所為ではない。
そもそも、
宮崎選手が、DeNAに入団してからの9年間、
GMが、広報に現場を任せて、
キチンと指導が出来る監督を雇わなかったのでは、
止むを得なかったと言える。
つまり、
三浦番長監督が、宮崎選手にとって、
初めての監督ということになるが、
その三浦番長監督も、
昨シーズンまでのホームラン待ち野球から、
抜け出し切れないまま、今シーズンを終えた。
打つだけの選手、
という言葉があるが、
DeNAの場合には、
打つだけの選手の中のでも、
打つだけの選手、
という選手が多い。
では、どうしたら良いか?
手っ取り早いのは、
球団も、3割 15ホームランくらいでは、評価せずに、
3割3分、或いは、30ホームランじゃなければ、評価するべきではない。
つまり、
各駅停車の選手は、
4本目のヒットをより多く打つか、
或いは、
特急ホームランを打って、
点を取らなければ、
評価に値しない。
ヒットを4本打たなければ、点が入らない各駅停車打線では、
それくらい極端な意識改革をしなければ、
得点力は上がらない。
そして、もっと極端なことをするなら、
DeNAの選手全員に、
盗塁1につき、出来高を100万円にする。
チーム全体で、100盗塁しても、1億円、
安い補強費。
そのためにも、
チームが最下位なので、
ベースを下げけば、効果が上がる。
ピッチャーが安定するまで、少なくとも、3年は掛かるとして、
打撃陣が、ピッチャーを育てるために、得点力を増やすしかない?
それでも。宮崎選手など、高年俸の選手は、
盗塁1につき、出来高300万円くらいにしなければ、
効果は上がらない?
しかし、もし、宮崎選手が、50盗塁したなら、1億5000万円が盗塁の出来高。
今の宮崎選手の打撃に、
50盗塁が加われば、
今の年俸に、プラス1億5000万円は、妥当、いや、むしろ、安いくらい。
来シーズンは、打率が280でも、
30盗塁、いや、
20盗塁する宮崎選手を見てみたい。
==========
三浦監督からは「一緒にシーズンを戦おう」と残留を願う言葉を掛けられたという。宮崎は「やらないといけないなという気持ちになった」と話した。現役生活をDeNAで全うする覚悟を固め「言葉で引っ張っていくタイプではないので、背中で引っ張っていけたら」と述べた。
佐賀・厳木高から日本文理大、セガサミーを経て2013年にドラフト6位でDeNAに入団。17年には首位打者を獲得した。9年目の今季は141試合に出場し、打率3割1厘、16本塁打、73打点だった。〔