ここで、負けたと思った、
ら、負けた。
青柳くんへの信頼って、
この程度?
負けられない試合というなら、
青柳くんの後は、
絶対に失点しないピッチャーじゃなければならなかった。
阪神は、
13勝の青柳くんを、
2回で引っ込めて、
東京ヤクルトは、
4勝の高梨投手に、
4回迄任せて、
リリーフに、
今シーズン、初リリーフの高橋投手を起用したのとは対照的、
というよりも、
焦って、
バタバタしていると思った。
それに、
一死で、外野フライでも、点が入るならともかく、
二死で、ヒットじゃなければという場面での代打は、
点が入らない確率も高い。
中日のピッチャーは良い、
だから、
早目の代々、
という読みで、
確かに、完封されたが、
1-0と3-0とでは、
相手ピッチャーへのプレッシャーが違うのと、
攻撃も変わった。
既に、優勝チームでは、なかったと思った。
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逆転優勝へ絶対に落とせない最終戦で、矢野監督が積極的に動いた。2回2死一、三塁で先発・青柳に代打・小野寺を起用した。
青柳は初回から1死一、二塁のピンチを招き、ここはA・マルティネスを二ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けたが、2回にも2安打から1死一、二塁を背負い、木下拓の三ゴロで併殺を狙った二塁・糸原の悪送球で1点を失っていた。既にヤクルトがDeNAに対して3回時点でリード中。今季既に13勝の青柳を自己最短の2回4安打1失点で諦め、勝負手に出た矢野監督だったが、代打・小野寺は遊飛にたおれて実らなかった。