白熱議論の末「文武両道」膳所 / センバツ選考事情 | ハロー・ベースボール!

ハロー・ベースボール!

「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

センバツは、高校野球の最高峰の大会か?


もし、そうなら、出場校を試合の結果で決めるべき。

今時、人為や人意で、出場校を決める不公平が、まかり通っているのはセンバツだけ。

なので、甲子園出場は、球児の目標ではあるが、大会そのものは、最高峰ではない。


四国4校目の選考などが、典型。


ここだけ読めば、キレイに見える。


しかし、毎年、このようにな議論をやっているかと言えば、自動的にベスト4を選んだのではないか、と思う事例の方が多い。


今回、4校目が明治神宮枠だったことで、選考委員の気持ちが、そのように動いたなら論外。

そして、実際、早々にベスト8で敗れたところと、ベスト4が、直接対戦もしていないのに、比較することは無理。


実際、もし早々に敗れたところを引き上げるなら、もっと、出来るハズだが、遣っていない。


関東と東京の6校目など、バカバカしいとしか言いようがない。

6校目の選出理由は、毎回毎回、後で取って付けたようなもの。


そんないい加減な選考なら、最初から、参加校数で、今年は東京、来年、再来年は関東、など、最初から決めて置く方が、選手はスッキリする。


当然のことながら、明治神宮枠のような、宝くじのような出場枠は不要。


選手は、キチンとしたルールを決めれば、受け入れることが出来るが、宝くじのような当たり外れは受け入れられない。


いや、宝くじは、当たると思ってはいけない?


選手の気持ちを弄ぶ選考方法は止めて、

人為・人意ではなく、試合の結果で自動的に選ぶべき。


==========

四国の4校目は、昨秋の四国大会4強の高松商(香川)ではなく、8強の高知が選出された。高知は準々決勝で英明(香川)に7-8と惜敗。一方、高松商は同じ英明に準決勝で2-12と6回コールドで敗退した。選考委員の中でも高知を推す意見が多数も当初は7-3と意見が分かれたが、30分の時間をおいた再審査で試合内容を精査し、総意で高知に決まったと説明された。


関東・東京の6校目も議論がなされた。関東では関東大会8強敗退の中で善戦した国学院栃木と高崎健康福祉大高崎(群馬)の2校で議論がなされ、東京の佼成学園とも議論になった。最終的には3投手の継投で守り勝ってきた国学院栃木の堅実な試合運びが上回った。


また21世紀枠の膳所(ぜぜ)を含め、滋賀から3校出場も異例。地域性を問う質問も出たが、選考委員会の八田委員長(日本高野連会長)は、あくまで21世紀枠の選考は別枠とし、一般選考で2校が選ばれた結果と説明した。


その21世紀枠はまず東日本と西日本にエリア分けし、2校を選出。ともに地域への貢献、密着度から由利工(秋田)と伊万里(佐賀)が選ばれた。3校目に関しては白熱した議論の結果、文武両道の観点から膳所。21世紀枠の意義を伝える上で、八田委員長は3校の選考理由に「我々からのメッセージでもある」と話した。