森監督 ドミニカでセットアッパー調査へ 外国人5選手と契約せず | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

完投どころか、7回、8回まで投げる投手が、各チーム、少なくなっている。

そして、いつの間にか、先発投手は6回までという起用に慣らされてきた。


必然的に、セットアッパーの役割が重要になる、というだけではなく、レベルの高いセットアッパーの人数を増やさなければならなくなる。


優勝した広島、中崎投手に繋ぐまでに、今村投手、大瀬良投手、ジャクソン投手など、先発投手を6回どころか、5回までにしても、勝ちパターンの継投が出来る。


北海道日本ハムも、この日本シリーズは、抑えのマーティン投手を欠きながら、中継ぎ投手を遣り繰りして乗り切っているが、それだけ、中継ぎ陣が豊富と言える。


各チーム、先発陣を補うために、セットアッパーの獲得に本腰を入れると、というか既に入れていると思うが、これが、来シーズンの順位に大きく影響する。


東京ヤクルトが典型、今シーズン、バーネット投手が抜け、さらに、オンドルセク投手が、シーズン途中で退団。おそらく、10勝、或いは、それ以上違っている。64勝78敗の東京ヤクルトが、10勝違うと、74勝68敗は、あっという間に堂々の2位。


そして、あの福岡ソフトバンクにしても、終盤に中継ぎ陣が、絶対的ではなかった。その結果、僅かな差で、北海道日本ハムに抜かれてしまった。


中日は来シーズン、先発投手には、「初回から全力で行け!」、ということになる。


しかし、規定投球回数に達している投手の中に、30試合投げている投手が一人も居ないのも驚き。

 

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中日の森繁和監督(61)が近日中に新助っ人調査のためにドミニカ共和国へ渡ることが28日、正式に決まった。
この日までの2日間、投手組の沖縄北谷キャンプを視察していたが、今後は沖縄から東京都内の自宅に戻り、そのまま渡航。期間は3週間程度の見込みで、11月中旬に帰国予定だという。
西山和夫球団代表によると、目的は新助っ人の調査と主砲ビシエドとの契約更新のため。白井オーナーへの報告を終えた25日にも指揮官は、今オフの新外国人補強ポイントを「セットアッパーを考えています」と明言していただけに、ヘッドコーチと編成部渉外国際担当を兼務していた昨年同様、自らチェックに出向くことになった。
さらにこの日、アンダーソン・エルナンデス内野手(33)、リカルド・ナニータ外野手(35)、ファン・ハイメ投手(29)、ドリュー・ネイラー投手(30)、レイソン・セプティモ投手(31)の外国人5選手と来季の契約を結ばないことも発表した。最下位からの巻き返しのためにも、強力な助っ人発掘が急務だ。