2015 最下位:DeNA トレード | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

高橋尚投手が抹消。

貴重な左の中継ぎやロングリリーフ、或いはワンポイントでも起用するつもりがない。

高橋尚投手、何故、1軍に上がれたか?


4試合 2勝1敗 25回 21安打 1四球 19三振 4自責 防御率1.44


という成績だから?おそらく、球威やキレではない。

その証拠に、先発はおろか、リリーフですら再度チャンスが与えられない。


これで何分かったかというと、ファームでの過ごし方が、1軍を前提にしていないということ。

高校から入ったばかりの選手ならともかく、ベテラン選手にファームで何を求めたのか。


おそらく、高橋尚投手は結果を求めた。

昨シーズン、プロ入り後、日米通算でも最悪のシーズンを送った高橋尚投手にとって、チームが結果だけを求めてしまい、そして、結果を残したが、それが悪かった。


高橋尚投手は、未だ未だ遣れる。

それくらいの投手が、ファームの若い選手が見たこともないボールを持っていて、コントロールが良くて、しかも駆け引きができるとなれば、ファームで結果が残せないハズがない。というか、結果だけを求めれば、結果を残せるくらい、未だ未だ使えるということ。

しかし肝心の、1軍で通用するボールを取り戻すことを欠いたのではないか。

さらに、容易に打ち取ることではなく、打たれたとしても、1軍のバッターや状況を想定して試すなど、課題を優先すべきところを、このチームは結果を求めた。

そして、いつの間にか、それが高橋尚投手のファームでのモチベーションになった。

それで1度キリで、登録抹消。

あまりにも、チームは勝手過ぎる。


現在、三浦番長は、


3試合 0勝3敗 17回 20安打 5四球 8三振 9自責 防御率4.76


昨日、番長が先発していたら、高橋尚投手のようなことは無かったと思っている。

何故か?

番長は、相手を見ながら投げる。

今は、全く分からないファームの若手を相手に投げているが、研究するのは無駄。

打たれようが、打たれまいが、1軍のバッターと同じ状況を想定する。

つまり、分からない相手に、1軍で対戦した分かっている相手を想定しているので、当然、バッターお弱点だけ突いたり、小手先でカワして結果を残そうとしているわけではない。


北海道日本ハムのファームが相手でも、広島の田中選手、菊地選手、丸選手、新井選手だと思って投げる。そして、ボールに磨きを掛け、キレを意識する。


DeNAでは、0勝3敗 4.76では、ファーム漬け。

どこかのチームが、番長のトレードを申し込んでみたら、どうだろう。

讀賣なら、上手く起用してくれる。


番長をこのまま終わらせたくない。

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DeNAは30日、三嶋一輝投手を出場選手登録、高橋尚成投手を同抹消した。再登録は5月10日以降。