DeNA戦力外、マエケン同期の冨田 レンジャーズとマイナー契約 | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

起用法が偏重のDeNAAで、チャンスが無かっただけ。

ホントに1年目からメジャーの可能性は高い。

レンジャーズは、必ず投手陣が底を尽く時期が出てくるので、最初のチャンスを活かして欲しい。


それから、DeNAを出た選手は必ず活躍するというジンクスが有る、いや、定理が有るので、それも追い風。


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DeNA戦力外、マエケン同期の冨田 レンジャーズとマイナー契約


昨季限りでDeNAから戦力外通告を受けた冨田康祐投手(26)が14日、レンジャーズとマイナー契約を結んだ。PL学園時代は広島・前田健太投手(26)の2番手で、独立リーグを経て育成契約で入団した苦労人。1軍ではわずか1試合の登板に終わったが、潜在能力の高さがスカウトの目に留まった。少年時代から憧れていたメジャーの舞台を目指し、海を渡る。

夢への扉に手をかけた。神奈川県内でレンジャーズの契約書にサインした冨田は「メジャーは小さい頃から夢。その場に立つ権利を得られたので、その思いをぶつけたい」と目を輝かせた。

もともと海外志向は強かった。12年オフにはプエルトリコのウインターリーグで武者修行し、計9イニングを無失点。最速151キロの直球で、日米野球で来日したプイグ(ドジャース)から三振を奪った。レ軍から獲得を打診された時は「うれしくて泣けてきた」という。

高校時代は同学年のエース前田健の2番手。独立リーグや育成契約も経験した。「健太に追い付く、という気持ちでやってきた。いつかは勝ちたい」。その前田健は、このオフの米挑戦を断念した。自身はマイナー契約で、険しい道のりが待ち構えているが「一足早く行けるので、その間に上に上がり、向こうで対決できるようにしたい」と再会を待ち望んだ。

レ軍はダルビッシュら大物だけでなく、日本球界を幅広くスカウティングしてきた。球団として魅力的な市場と位置付け、11年にも環太平洋大の尾中博俊外野手とマイナー契約を結んでいる。冨田も1軍で1試合登板という実績にとらわれず、粗削りながら直球とフォークのコンビネーションは米国向きと評価した。

「1年目からマイナーで経験を積んで、とか言っている場合じゃない。1年目から上でやってやるという気持ちです。落ちる球が有効だと思う」。3月のマイナーキャンプから合流。異色の経歴を歩んできた男がアメリカンドリームを目指す。