2014 最下位:DeNA 懲罰的 | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

やはり、宮崎選手は落ちてしまった。

広報部長の性格と、スカスタに行く手間ヒマを惜しむことを考えると、もう、今シーズンは宮崎選手のプレーは一軍の試合で観ることは無いかも知れない。

しかし、何故ファームに落とすのか?


未熟だから?

どんなベテラン選手でも、時には未熟と思われても仕方のないプレーが出ることがある。

宮崎選手は、一軍に上がったばかりで、とても手抜きをする立場ではない。

むしろ、守備の間でもバッティングのことを考えていた可能性がある。何故ならバッティングでテコ入れを期待されていたが、この試合では結果が出ていなかったから。

技術的に未熟だとしても、そうそう繰り返すことは無い。


万が一、精神的に緩めたとしたら、一軍の試合が、ファームに比べてダレていると体感したからではないか。


自分のことを棚に上げて、「プロのレベルではない」と言うのが好きな広報部長は特にそうだが、どうも、日本のプロ野球は、懲罰的にファームに落とせば、解決への近道と考える傾向がある。

今の一軍の貧打の状況でも、宮崎選手にはテコ入れを期待するよりも、懲罰的にファームに落とす方が、トータルで効果が有るのだろうか?


今日、宮崎選手を一番で起用して、打ったら良し、打てなければ、前日のことも有るのでファーム、と言う具合に、死に物狂いで挽回のチャンスを与えた方が、良いのではないか。今日、ファンの宮崎選手を見る目は厳しいハズ。誰も甘やかして、放置して一軍に置いているとは思わない。


それで、打てなければ、ホントの意味で、宮崎選手はファームでの課題が見えてくる。ファームでの目標が、3割ではなく4割になる。もちろん、守備でもスキを見せることは無くなる。


それでは、「使っている俺が悪い」と言う、プロのレベルではない広報部長には、どういう懲罰が下るのか?今のチームの現状は、元を断たなければ、良くなることはない。


しかしチーム事情、つまり自らの失敗を表面化したくない、たかがGMがクビを斬ることは出来ないので、広報部長が自ら判断するしかない。


たかがGMは、たかがGMで、采配・起用法では劣る広報部長でも何とか出来るように補強をしてきても、補強をしても、選手を遣い切れない広報部長に頭を痛めていている。今頃は、長打力の有る外国人の二塁手とセンターを守れる外野手を探しているかも知れない。

中日は、この日1回KOの大野投手をファームに強制送還したが、ちょっと事情が違う。谷繁監督の口調は厳しいが、リハビリテーションの色彩が強い。


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「謝れ!土下座しろ!」のヤジも…DeNAお粗末“草野球”プレー

想像を超えた不可解なプレーが起こった瞬間、球場がどよめき、指揮官は言葉を失った。DeNAが1―5と4点をリードされた9回無死一塁の守備だった。

大和が犠打でマウンドと一塁の間に転がした打球を山口が処理して一塁へ送球。しかし、ベースカバーに入った宮崎は、山口が二塁へ送球すると思い込み、右(二塁方向)に首を傾けて送球から目を切っていた。周囲からの「ファースト!」という声で気づいた時は送球が顔面のすぐ左を通過。右翼のファウルゾーンを転々とする中、一塁走者の上本は6点目の本塁生還、大和も一気に三塁まで進んだ。一塁ベンチで口を開けたままの中畑広報部長は、「語れないね。野球の世界にないボーンヘッドです。ショックです。使っている俺が悪い」と落胆した。

25日の阪神戦(横浜)でも3―10の7回2死満塁で、荒波が平凡な中飛を落とす失策で走者一掃の生還を許した。だが、今回は技術以前の問題だ。馬場総合兼内野守備走塁コーチは「こういうプレーはファームにいくことになると、みんなが危機感を持たないと」と語気を強めた。

昨年4月にも、ベースカバーに入らないボーンヘッドを犯した梶谷が2軍行きを命じられた。25日に昇格した宮崎は、このボーンヘッドで1軍生活わずか2日で2軍降格が決定。午後7時過ぎに球場を出る際、「僕の判断ミスです」と声を振り絞るのが精いっぱい。責任を痛感し、憔悴(しょうすい)しきった表情だった。

今季本拠地最多2万7914人の前での大失態。チームは4連敗で8カード連続負け越しが決まった。5勝18敗で借金13、しかも61年近鉄の103敗を上回る年間112敗ペースに試合後には「てめーら勝つ気あるのかよ。負けるためにやってるんじゃねーだろ!謝れ!土下座しろ!」とスタンドからヤジが飛んだ。中畑広報部長は「勝ち試合が全く見えない試合をしてしまっている。この試合で(沈むのは)終わりたい」と歯がゆさを口にした。勝敗以前に1球への執念を見せなければ、浮上のきっかけはつかめない。

DeNA・中村(9回の宮崎のプレーについて)目を切るのが信じられない。初めて見た。応援してくれるファンの方がいる。最低限のことはやらないと。