横浜DeNA ドラフトは成功? 2 | ハロー・ベースボール!

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「転職活動のメモと野球観戦記」から始めましたが、
ほとんど野球のことだけになっています。

2位指名は三嶋投手。

球団は即戦力として期待しているが、まだ発展途上。

どの選手もプロで活躍が出来るのか、出来ないのか、やってみないと分からないが、ホントに分からない。


三嶋投手も白崎選手と同じく、大学4年生、それも秋のシーズンで顕著な結果を残している。

春に肘を傷めて休んだときに、江頭選手のアドバイスで変わったという。


大学1年の春のシーズンから起用されているが、高校時代の実績通りの素質を見せていた。

しかし、なかなか結果が伴わない。大学4年春までの7シーズンで、165回で65四死球は、アマチュアでも多過ぎる。それが大学4年秋は、40回1/3で8四死球と大きく改善、というか大変身。


この変身は、本物なのだろうか?


本物ならば、ここを最低ラインにスタートするので、大化けする可能性を秘めている。

もっと言えば、1位で外した東浜君は毎年10勝しても、15勝するかは?しかし、三嶋投手は15勝どころか、もっとできる素材。


しかし、固まらなければ、試行錯誤を繰り返し、球種が少ないことも欠点になって、なかなか力を発揮できない心配もある。或いは、大学4年秋の調子を維持して、いきなり10勝するかも知れないが、2年と続かず、それっきりかも知れない。


大学を通して、先発に定着できず、後ろに回ることが多かった。ストレートが150キロ以上で、スライダーを持ちながら、三振奪取率が高くない。三振を取りにいっていないのかも知れないが、それ以上に打者がバットに当てることだ出来るボールなのかも知れない。プロの打者は、140キロのキレのあるボールよりも、150キロの棒球を簡単に打ってしまう。


だったら、三振を捨てて打たせて取ることも出来る。


とにかく、自分を見失うことなく、大学4年秋の状態を身体に覚え込ませることが最優先と思うが、それだけに首脳陣の焦りが、一番心配。


白井さんが2軍監督のとき、焦らないで、先ずアマチュアの一番良かった時を思い出させてあげないと、と言っていたのを思い出す。