非ダイヤと話が噛み合わない理由はいくつかあるが、
その一つに、非ダイヤの人にはA視点の人が多い(正しくは、ダイヤ値が低くなるほど、A視点が強いと感じる)からというのがある。
A視点とは簡単にいうと自分の視点しかないということで、
逆にB視点とは広い世界の中の出来事として物事を捉えること。
なぜA視点の人と話が噛み合わないと感じるのか。
それは単純に、こちらが話したことに対して、
「”私は”こう思います。」
「”私は”そうは思えません。」
って、「それあなたの感想ですよね」っていう返しが多いからだ。
だから、話が終わってしまう。
人間だれしもA視点的なところがあるし、
むしろA視点が強い人がほとんど、だとは思う(おれもその一人だし)から、
A視点が強いことが大きな問題、というとそうとは言い切れない。
非ダイヤの場合は、
「”私は”こう思います。」
「”私は”そうは思えません。」
っていう感想が、
「許せない」とか、
「自分なんか」とか、
「どうせ」とか、
大して面白くもない上に、
それが「理解してもらえて当然」って顔してるから。
「うわ、、めんどくさ、、っ」
ってなって、話しかけられなくなってしまう。
非ダイヤでA視点の人が日常的にコミュニケーションがうまくいかない理由は、周りの人の分布を考えると分かる気がする。
1. ダイヤA
2. 非ダイヤA
3. ダイヤB
4. 非ダイヤB
おれの感覚だと、この数字の順に人数が多いって感じ。
A視点の人同士は、そもそも他人の話に興味がない。
だから非ダイヤAの話を、ダイヤAが聞きたいと思うわけはない。
じゃあダイヤBに話を聞いてもらおうとしても、
そもそもダイヤBの人数が少ないので、出会う確率も低い。
それと、プライベートでダイヤBと非ダイヤAが知り合ったら。
非ダイヤAは、ダイヤBの言葉を受け取れないだろう。
なぜならB視点から発せられる言葉は、基本的に的を得てることが多いが、
別に「私はこう思います」ってのに寄り添ってはくれないから。
だから非ダイヤAは普通に生活していると話を聞いてもらえない。
だから基本的には、お金をだして話を聞いてもらう。
ということになる。
(1)「ダイヤAがお金をもらって話を聞く」
→ここがマーケット的には一番大きいと思う。
(2)「非ダイヤAがお金をもらって話を聞く」
→このパターンの結構多いと感じる。
この場合は、話を聞く側も、実は話を聞いてもらいたい、のかもしれない。
(3)「ダイヤBがお金をもらって話を聞く」
→そもそもダイヤBは話をただ聞く、ということに価値を感じないだろうから、
供給が少ない。超レア。あと、非ダイヤAはダイヤBに拒否反応があるから、お医者さんとかある程度の権威性がないと信頼はしてもらえないだろう。
(4)「非ダイヤBがお金をもらって話を聞く」
→これはもうほぼないだろう。
そして一般的な流れとしては、
1、まずダイヤAに話を聞いてもらい一定の落ち着きを取り戻す
その次に、
2ーA より強いダイヤAを求めるようになる
2ーB、物足りなくなってダイヤBの話に興味を示す
のどちらかって感じがする。
ナリ心理学のお客さんは2ーBの人もしくは、最初から非ダイヤBよりって人が多い、と感じる。
学ぶってことは基本的にB視点だ。
学ぶことでB視点を取り入れることはできる。
きっとこう思う人もいるだろう。
「もともとB視点の人が学ぶことが好きなんだよね?」
でも先程いったように、
一定量落ち着いたら学んでみたくなったA視点の人もいるし、A視点ってのは0か100かじゃない。
いろんな人がB視点を取り入れて、
視野が広がっていく過程をみてきたし、
これからも続けていくだけ。
むねを