「めんどくさいパワー」
っていうのがあって。
めんどくさいことができると、
「めんどくさいことができた!!」
って思って、
「おれもしかたらなんでもできるかもしれん。」
っていう謎のポジティブホルモンがでる。笑
まあホルモンってのは永遠の効能はないので、
一定期間がたったら、また普通に戻るけど。
1日をポジティブな気持ちで過ごすくらいなら、余裕だ。
昨日、初めて高尾山に登った。
子どもとかいっぱいいて、マジでめんどくさかった。半笑
でもそれが最高だった。
息子くんは、「またパパと二人で高尾山登りたい」と言ってた。
「山登りたい」とか、意味不明である。
「お金稼いで捨てたい」って言ってくるくらい意味不明だ。
だって山なんて登ったってどうせ降りんだから。半笑
これが「めんどくさいパワー」
だと思う。
子どもなんてまさにそうで、
やる前は、「えーー、やだーーー、、めんどくさいーー」
とかいってるくせにスイッチ入ったら暴走する。
(登山中はずっと子どもが先頭走ってて高尾山の暴走族みたいになってた。下山中はおれはほぼ半ギレしてた。半笑)
目つぶって。笑
人間、「おれはできるぞ!!」って思いたいし、
思われたい。
ちょっとめんどくさいことができると、そういう気持ちになれる。
それが「めんどくさいパワー」
だと思う。
じゃあ「めんどくさい」って感じることは何やってもOKなのかっていうと、
1つ注意点があって。
それは、
人にやらされた「めんどくさい」は、
二度とやりたくなくなる。
ってことだろな。
高尾山に登るのに一つだけ注意してたことがあって、
息子くんが登りたくないと言ったら、行くのやめようと思ってた。
結局ずっと楽しみにしてたみたいでよかったけど。
「高尾山に登る」って、
正直めんどくさいっちゃ、めんどくさい。
それは子どもだって同じだろう。
でも、
人にやらされた「めんどくさい」と、
自分でやるときめた「めんどくさい」は、
おなじ「めんどくさい登山」という経験でも、
180°違った経験になる。
後者は、意味不明なポジティブホルモンがでて、
なぜかやる気が出るし、
終わった後、「楽しかったー」ってよくわからない充実感に満たされるらしい。
子どもが疲れて電車で寝てる顔を見るのは、親としても謎の充実感だよな。
これが、
「めんどくさいパワー」
だろうな。
5分で聴けるラジオもどうぞ。