NHKラジオ国際放送の中国語ニュースで、中国籍の外部スタッフが原稿にない次のような発言をし、問題になった。

「魚釣島(尖閣諸島の中国名)と付属の島は古来、中国の領土です。NHKの歴史修正主義とプロフェッショナルではない業務に抗議します」(中国語)「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」(英語)

 しかもNHKは、この中国人スタッフの発言を一部しか発表せず、事実関係を明らかにしなかったことが問題である。

公共放送機関のNHKらしからぬことで、稲葉延雄会長が陳謝するだけでは済まない出来事である。

 NHKテレビでは「現代の映像」とか、「NHKスペシャル」で、さすがと思わせる番組を制作している。今回の国際ラジオの不祥事はしっかり事実関係を国民に明らかにすべきで、その事がNHKの信頼回復に繋がるのである。

 インドのモディ首相の動きが活発である。ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談している。ウクライナ訪問の前にポーランドでトゥスク首相とも会談し、対話による解決を述べている。

 モディ首相の「対話による解決」、しかも一日も早い話し合いが求められる。現実的なモディ首相の考え、更にグローバルサウスのリーダーとしてインドの存在はこれからも大きくなっていく。

 ブラジル、中国も話し合いによるウクライナ問題解決を主張している。

 岸田首相の最後の仕事として、日本も対話の重要性を訴え、和平、停戦に向け、大きな役割を果たすべきでないか。

昼の便で羽田から小松空港に飛び、16時30分から拓大学友会富山県支部総会に出席し、挨拶をする。

 18時過ぎの便で富山空港から羽田にとんぼ帰りし、乗り継いで千歳に向かう。

 

23日のコメント

 おでんさん、来年は戦後80年です。歴史の節目にあたり、精力的に遺骨収集をすべきです。
 ひでおさん、シベリア抑留者の平均年齢は101歳になりました。人生限られていますので、実現したいものです。

 慎一さん、来年は戦後80年です。国主催で行いたいものです。

 谷口ダイゴさん、明日の日本に向けて候補者は堂々たる骨太の議論をしてほしいものです。

 竹一さん、表紙を変えたら選挙に有利などと軽い気持ちを持つことに政治の劣化が生じます。「俺が、私がこんな日本にします」という大きな土俵で議論することを期待します。

 

※拓大学友会富山県支部総会・懇親会