読売新聞4面に「規正法改正 維新 執行部に不満続出 自民と協調不発 政活費取りやめへ」という見出し記事がある。

 毎日新聞2面でも「検証 対自民迷走 維新に溝 『大阪』反発 存在感陰り 『都構想』後 旗印見えず」と出ている。

 「改革」の党と世にアピールしてきた政党が、ブレーキとアクセルを一緒に踏んだような国会対策に党内からもさまざまな声が出ているようだ。

 もともと経験不足の政党である。一番古い政治家でも衆院当選4回で議員経験まだ12年である。

 岸田総理はじめ自民党幹部は30年以上の政治経験である。「騙された」と維新が言うなら、一方で「騙される程度の集まりか」という冷ややかな声が当然のごとく出てくる。言い訳よりも「力不足」を認めた方がわかりやすい。

 昨年、私がロシア訪問した時も私の考えも聞かず「除名ありき」の議論だった。結果はどうなったか。私の方から離党届を出し、維新の思い通りにはならなかった。これとても経験力の差が出たと永田町では言われたものである。

 大阪万博まで10カ月である。パピリオンの工事遅れが言われているが、万博も維新が誘致に熱心で当時の安倍総理、菅官房長官のお陰で実現したことであり、誘致をしておきながら受け入れ地としてどれほどの努力したのか問われる事態である。

 次の選挙、どんな結果が待っているかよくよくアンテナを張って参りたい。

 松本サリン事件から30年である。あの時、河野義行さんが犯人として一斉に報道された。

 河野さんの奥さんは犠牲者の一人で14年後に亡くなっている。

 捜査機関のリークに乗り、事実でないことを報道したメディアはどんな責任を取ったのであろうか。

 オウム真理教の犯行とわかるまでの検証はなされただろうか。23年前の「ムネオバッシング」もあることないこと、いや、結果としてないことないことの報道ではなかったか。

 30年前の松本サリン事件を振り返りながら、報道は真実のみを知らせてほしいと強く願うものである。

 一日札幌市内を挨拶廻りをし、18時半から松山千春さんの春のコンサート最終公演に足を運ぶ。

 

26日のコメント

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、松山さんは元気で、勇気、やる気を戴きました。アメリカにはっきりものを言わなければなりません。

 psychekojhさん、どうぞ遠慮なく連絡ください。

 ひでおさんのおっしゃる通りです。

 松村訓明さん、「正義」を仰々しく言っている検察官です。何を持って「正義」か国民にしっかり表明してほしいものです。

 さださん、国会が閉会してから表に出ることに何か違和感を覚えます。おっしゃる通り組織防衛の感じがします。

 tokoton山の男さん、「公正、公平を旨として」とよく検察は使います。どんな公正、公平なのか説明責任を果たしてほしいです。

 谷口ダイゴさん、日中国交回復の時の約束が基本です。米国においても同じく考えます。

 牧口勇次郎さん、5年前のことが今になって表に出ることに何かがあると受け止めます。