昨日は沖縄慰霊の日でテレビ各社はそれぞれ報道している。私も改めて思ったのは、79年前2カ月早く日本が降伏していれば沖縄で地上戦が行われることはなかった。

 軍部の「一兵になるまで戦う」「女、子供に竹槍を持たせ米兵を打つ」と無責任にあおった連中に対し、何とも言えぬ憤りを感じた。

 合わせてウクライナゼレンスキー大統領の「武器をくれ、資金援助してくれ」という姿に、79年前の大本営発表とオーバーラップする。

 ローマ教皇が発した「降伏することは恥ずかしいことではない。国家を守り国民の命を守ることが尊いことである」と言う言葉を噛みしめた次第である。

 79年前の日本の二の舞をウクライナはすべきではない。戦争より停戦、和平である。

 G7の中で唯一武器を送っていないのは日本だけである。この立場を活かし、岸田総理は大きな役割を果たしてほしいものである。

 今日の朝刊読売新聞は1面トップで「内閣支持率最低20% 改正規正法『評価せず』56%」と出ている。

 毎日新聞も1面で「内閣支持率17% 規正法『再発防止ならず』80%」と出ている。

 共同通信は内閣支持率22.2%で、不支持は62%「出来るだけ早く辞めてほしい」は36.6%で、岸田首相に「再選し続けてほしい」との答えは10.4%だったとのことである。

 国会も終わり、9月の自民党総裁選挙まで熱い夏の政局が動き始めた。総裁選に話題が移って行くと自民党は徐々に流れは変わってきて支持回復に繋がるだろう。

 政治の安定の重みを国民は十分頭にあると、いや、あってほしいと願ってやまない。

 8時千歳発で中標津空港に飛び、政治風土厳しかった根室管内標津町で昭和58年から大変お世話になった松下巌さんの告別式に参式。

 筋を通し、かつ人情味のある方だった。心からのご冥福を祈り、お別れする。

 13時10分釧路発で帰京。議員会館に入り打ち合わせ。1日があっという間である。

 夏の甲子園が各地区で始まっている。北海道は広いので南・北海道と北・北海道と二つにわかれ各支部予選を勝ち抜いて南・北大会に出る仕組みになっている。

 昨日、十勝地区1回戦があり、我が母校足寄高校は残念ながら1回戦で敗れてしまった。

 主催の朝日新聞北海道版に足寄高校に関する記事があったので紹介したい。

 

「好投手を相手に『攻撃的』貫いた 実力校に成長 足寄敗退」

 

足寄が十勝地区屈指の好カードで敗れ、北大会への2年連続進出を逃した。相手左腕のキレのある変化球などに散発5安打、1得点に抑えられた。

原田侑樹主将(3年)は「対策をしてきたが、ここぞというときの1本がでなかった」と振り返った。

池田剛基監督も「相手投手が予想の上を行く投球だった。だが、選手たちは初回から相手に襲いかかるなど、攻撃的な野球が最後まで出来た。今まで取り組んできたことをグラウンドで表現してくれた」と選手をほめた。

数年前まで単独出場もままならなかった同校。元プロ野球日本ハムの選手だった池田監督が、2018年に足寄町に同校コーチなどとして任期付職員に採用されて以来、部員が集まってきた。今年は1年生が16人入部し、部員が30人を超えるなど、今や地区の実力校に成長した。

昨夏の北大会を経験した選手も多く残り、池田監督が小学生時代から見てきた選手もいた。「自信も手応えもあったチーム。勝ちたかった」と、監督は悔しさもにじませた。

 

 秋の大会に期待したい。

 

23日のコメント

 ひでおさん、鶴雅ホールディングスのことを知って戴き嬉しい限りです。ウクライナは無謀な戦いをすべきではないと思います。

 大地の父さん、息子さんの名前「大地」嬉しく、親しみを感じます。将来に幸あれ、栄光ありと願ってやみません。

tokoton山の男さん、学童疎開船対馬丸発見を覚えておいて下さり、有難うございます。いつの日か政治家鈴木宗男が何をしたかと問われた時、一つに対馬丸発見をあげます。平成9年9月閣議で当時、小泉純一郎厚生大臣は発見反対の立場でした。真っ向から反論したことを誇りに思っています。大田中将の最後の打電を忘れることはありません。1991年湾岸戦争終結後、ペルシャ湾に魚雷除去に派遣された掃海部隊の司令は大田中将のご子息落合(たおさ)さんです。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、政治の究極の目的は世界平和です。私は私の立場で出来ることをして参ります。お元気で。

 小野さん、本日の報道各社の世論調査で岸田総理の支持率が出ています。逆境の今こそ男を上げるチャンスと思っています。

 Yamadaさん、G7のGDPは約40%、G20が約80%です。今後BRICSが世界経済に重きをなすでしょう。

 mizouchiさん、ウクライナに今、選挙が出来るとは思いえません。ならば戦争を止めることです。

 松村訓明さん、米国と韓国が同盟関係を結んでおきながらロシアと北朝鮮が条約を結ぶとけしからんというのは身勝手ではないでしょうか。

 さださんのおっしゃる通りです。