日本維新の会の馬場代表が、昨日の記者会見で調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の改革について、5月31日、岸田総理との合意文書の事前協議の段階では、「今国会中に結論を得る」と書いてあったが、自民党から「信用してほしい」と言われ、文章を削除したと事の成り行きを明らかにしている。

 「恨み節」みたいな記者会見での発言だが、裏を返せば政治経験のなさ、経験不足が招いた結果ではないか。政治の世界、過去にも念には念を入れて話をし、文書を交わしても守られないことはさまざまあった。

 「してやられた」と潔く認め、この次は騙されないと肝に銘ずるべきである。

 昨年10月、私がロシアを訪問した際、事の真意も確認せず、私を「除名処分」と帰国した10月5日に言ってきた。

 私は自分の考えを説明し、翌6日にも馬場代表、藤田幹事長から除名を言ってきたが、ここでも事の事実を話し、いかにあなた方の考え、判断が一方的かと厳しく指摘し、3日間の連休があったので、10日に会談することにした。

 10日、2人を前に私は自分の考えをよくよく説明した上で、私の方から離党届を出した。2人は「除名処分」の紙を持っていたが、出し切れずに終わった。協議、交渉とは、いかに自分の土俵で行うかである。

 今回の件で、「騙された」と思うより、「良い勉強になった」と前向きに受け止め、経験を積んでいくことが政治家としての歩みに繋がるのではないか。

 立党からまだまだ歴史の浅い政党である。さまざまな経験が必要であることを学んだだけでも良しとすべきである。

 

13日のコメント

 玄太さん、日本の首都・東京のトップを選ぶ選挙です。立候補は自由ですが、出る以上、公約、選挙活動をしっかりやってほしいものです。

 takashi―K51さん、東京都の知事選挙、これでいいのかとふと考えます。

 松村訓明さん、法務委員会を見ていただき、有難うございます。

 yiさん、消去法で言うなら蓮舫さんより小池さんがいいでしょう。

 さださん、都庁に赤旗が立つことはゾッとします。

 ひでおさんの思い、よく分かります。

 mizouchiさん、地方の市長をやった人の頭づくり、発想を東京でも活かせることがあると思います。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、有権者が候補者をよくチェックすることが大事ですね。

 tokoton山の男さんの考えに多くの人が同調することでしょう。