北海道各地を廻っても政治資金規正法改正について多くの人から「政務活動費の公開がどうして10年後なのか」という話である。
私は国民の税金から315億円の政党交付金が出ている。ならば党から個々の国会議員に渡されるお金には国民の税金なのだから公開するのが当然であり、10年後の公開というのは判りづらいと考える。
私の経験からも人件費が大きなウェートを占める。5人、10人のスタッフを使うと大きな金額になる。
公明正大な使い方は出来るのであるから、単年度ごとの支出を正直に届出すれば良いと思うのだが。
各党も政党支部に交付金を出している。これも1年ごとに届出している。同じことがなぜ出来ないのか首を傾げたくなる。
兎にも角にも政治資金を透明化することが政治不信脱却の一歩であると私は受け止めている。
朝一便で旭川に飛び、10時から上川管内上富良野町で「陸上自衛隊上富良野駐屯地創立69周年式典」に出席する。素晴らしい天気の下で滞りなく行われた。
自衛隊所在地の中でも地域住民と自衛隊が一体となっている見事な連携の取れた駐屯地である。歴代の司令はじめ協力諸団体のご努力に敬意を表したい。
13時から札幌市で北海道アイヌ協会総会に出席。アイヌ新法ができ5年になり、更なるアイヌ施策の展開が強く求められており、永年関わって来た者としてしっかり対応して参りたい。
早いもので6月に入った。時は間違いなく過ぎて行く。慌ただしい毎日だが、与えられた立場を全うするのが政治家である。人一倍働いていく姿を示して参りたい。
1日のコメント
小和田康文さん、お元気ですか。頑張って下さい。
ひらけ日本さん、一般の国会議員に機密費は考えられません。公開することに何が問題なのか理解できません。
ひでおさん、政治家の「矜持」を国民は求めていると思います。
松村訓明さん、子供の頃、喧嘩をした際、先生に言われたことは先に手を出したほうが悪い、しかしその元を作った者も悪い、喧嘩両成敗と教えられました。元を作ったのはウクライナではないでしょうか。
さださんの認識通りと多くの国民の思いでしょう。
富士筑波隅田川さんのご意見しっかり受け止めて参ります。
僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、国会議員は「特権階級的」扱いだと国民は受け止めています。その誤解を解くには情報公開、透明性です。この原点を忘れてはいけません。明日の手術、頑張って下さい。
※陸上自衛隊上富良野駐屯地創立69周年式典
※北海道アイヌ協会総会