ICJ(国際司法裁判所)がイスラエルへ、パレスチナ自治区ガザラファへの攻撃の即時停止を命じている。ICJは国連の最高司法機関で、軍事について停止を求めるのは初めてではないか。

 ただし、命令には拘束力はあるが執行能力はない。にも関わらず、命令を出すことにどんな意味があるのだろうか。

 ガザについてはICC(国際刑事裁判所)の検察官が、ネタニヤフ首相に逮捕状を請求したケースとも似ている。決定権がないのに、また、執行能力がないのに、パフォーマンス宜しく単なる命令を出すことに違和感を持つ。

 本来、国連本部がしっかり機能することが当然である。国連改革の必要性を強く考える次第だ。

 昨日、網走管内美幌町と釧路管内弟子屈町の間にある美幌峠で雪が降っている。札幌も20℃を超え、道内では夏日を数えた地点がたくさんあったが、低気圧の関係で冬になった場所もあったのである。

 自然の変化を感じながらも、この変化がそれぞれの地域の特徴、魅力に繋がっていると前向きに捉えるものである。

 9時30分から陸上自衛隊第七師団の創隊記念式典に出席し挨拶する。日本を代表する戦車部隊を擁する師団であり、松永浩二師団長が式典の中で隊員に対して労いと感謝を示されており、「勇将の下に弱卒無し」を強く感じたものである。

 トップの姿勢で組織は大きく影響されるものだと考える時、松永師団長の「心」は尊く重いものである。

 午後の便で帰京し、大相撲千秋楽に孫たちを連れていく。初場所は日程の都合で行けなかったので、今日はやりくりがついてよかった。

 激戦の五月場所だったが、大の里の初優勝で無事終了した。大相撲に入って1年での快挙である。若手の有望力士が次から次と台頭し、国技大相撲がより盛んになることを願うのみである。

 八角理事長の手腕を称えたい。

 

25日のコメント

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、千春さんと誕生日が同じとは不思議なご縁ですね。巡り合わせを大事にして下さい。松山千春さんは私の「生涯の心友」です。

 tokoton山の男さん、収入と支出をきちんと全て情報公開すれば、国民は納得すると思います。

 さださんの仰る通りで、現実を直視してほしいものです。評論家的話は懲り懲りです。

 松村訓明さん、NATO(北大西洋条約機構)は冷戦終結後、東方拡大はドイツ統一までと言いながら、今も拡大しています。NATOに対抗したソ連を中心とするワルシャワ条約機構は冷戦終結とともに進んで解体しました。約束を守らなかったのはどちらか、歴史の事実として考えてほしいものです。

 ひでおさん、「友よ」は松山さんの想いが伝わってくる名曲です。自衛隊の式典に出ながら「政治家よ、しっかりしてくれ」という声が聞こえてくる気がします。


※陸上自衛隊第七師団創隊記念式典