昨日の参院本会議で、民放の一部改正法案が成立した。離婚後も父親、母親双方の共同親権を認めるもので、これまで離婚後の親権は原則父親の単独親権としていたものを父親、母親、いずれかに改めた昭和22年以降77年振りで、私も法務委員として審議に参加しながら、子供の利益を守ることを一番に考えており、法制審議会家族法制部会でも3年の議論をしての法制化であり、DV、虐待と悲観的な見方で反対意見もあったが、子供は親に会いたいと思っている例が多く法案成立を評価したい。

 令和8年までに施行予定だが、粛々(しゅくしゅく)と進めて戴きたい。

 4月28日投開票された衆院東京15区補欠選挙で「つばさの党」から立候補した根本良輔つばさの党幹事長、同代表黒川敦彦、運動員杉田勇人3人が選挙妨害の疑いで逮捕されている。

 選挙中から報道で「つばさの党」の言動が取り上げられていたが、テレビ映像から見る限り、どう見ても「表現の自由」ではなく選挙妨害である。

 警察の判断を評価しながらも早く選挙中に出来なかったのかと思う。

 選挙中であるからハードルは高いと思うが、終わってからでは妨害された候補者が、正当な主張、評価がなされなかったことをどう(つぐな)うのか。

 これからこうした実力行使も考えられるし、またネット等による妨害も想定される。

 警察はじめ総務省はしっかり先を見据えて、法整備等、準備して行く必要があるのではないかと考える次第である。

 朝7時過ぎの飛行機で釧路に向かい、車で根室管内別海町での「千島歯舞諸島移住者連盟 根室管内後継者連絡協議会」の定期総会に出席し、挨拶の機会を得る。

 現在の日露関係は戦後79年で最悪ともいえる状況で、ロシアに対して経済、人的制裁等、日本がアメリカはじめとするG7との連携により引き起こしたことで、流れを変えなければならない。

 ビザなし交流、墓参が止まったままであり、特に墓参だけは人道的見地からも今年は実現してほしいものだと述べる。

 14日、直接北海道、根室市、管内首長が岸田総理にお願いしたが、口先だけではなく実現してほしいと願うのみである。

 その際、私は岸田総理に「6月イタリアサミットで停戦に向け、岸田総理がリーダーシップを取るべきだ」と進言したが、是非とも実行してほしいものである。

 私は私の立場で実現に向け努力して参りたい。

 

17日のコメント

 ひでおさん、来年は戦後80年です。何とか日露関係を改善し、平和条約締結を願ってやみません。

 takashi-k51さんのご指摘、お考え、的を得ています。隣国とのバランス外交が重要です。

 さださん、「遠くの親戚より近くの他人」という言葉を今こそ噛みしめるべきです。

 tokoton山の男さん、先を見た、読んだ外交をしてほしいと願っています。安倍総理時代が懐かしいです。

 森田憲治さん、国民の思いをしっかり受け止めるべきです。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、ロシアは大国で、自前で生きていける国です。

 

※千島歯舞諸島移住者連盟 根室管内後継者連絡協議会定期総会