プーチン大統領は5期目の大統領就任に伴い人事を行っている。ミシュスチン首相、ラブロフ外相は留任、ショイグ国防相は安全保障会議書記に任命している。

 安保会議の議長はプーチン大統領である。引き続きショイグ氏を補佐役として重用している。国防相の後任にはベロウソフ第一副首相を起用している。5期目に入り、より強固な体制を引いたと受け止めたい。

 その証拠にナルイシュキン対外情報庁長官(SVR)はじめ治安関係、外交関係の閣僚を留任させたことからでも明らかである。

 これからの世界、アメリカ一カ国で切り盛りして行く時代ではない。それぞれの国が役割を果たし、強調、協力していくことになって行く。

 日本だけがアメリカ一辺倒で世界の中でやって行けるのか疑問に思う。地球儀を見ながら「遠くの親戚より近くの他人」という日本古来の言葉をしっかり刻み、近隣、隣国外交の重要性を考えた展開をしてほしいと願ってやまない。

 国益に叶った外交をすることが国家・国民を守る一番の(すべ)であることを重々考えて戴きたい。

 明日の法務委員会で、所管ではないが伊藤信太郎環境大臣の水俣病患者、被害者団体の方への対応について、環境副大臣に事実関係を(ただ)していく予定である。

 

12日のコメント

 ひでおさん、いつも有難うございます。与えられた立場で私は信念を持って生きて参ります。

 tokoton山の男さん、小選挙区制になり政治家が小粒になったと思います。選挙制度の見直しも議論すべきではないでしょうか。

 ジュゲムさん、政治家が有権者と接触する機会が少ないと私自身思っています。名前と顔、衆議院議員465人、参議院議員248人のうち、国民は何人の顔と名前を覚えてもらっているか政治家自身考えるべきです。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、人生、計算通り、思い通り行かないことを私は経験しました。しかし「生きていれば良いことがある。いや、逆転もある」と自分に言い聞かせてやって参りました。これからも頑張ります。

 さださん、政治家自身が身を粉にして働く姿を示せば、自ずから国民は理解してくれるものと私は考えます。これからも声なき声を代弁して参ります。

 松村訓明さん、歴史を振り返る時「タイミング」の重要性をつくづく感じます。中東とは1991年湾岸戦争が終わり、ペルシャ湾に機雷除去のため海上自衛隊掃海部隊の派遣、イスラエルゴラン高原でのPKO自衛隊派遣等にかかわり、パレスチナアラファト議長とも選挙監視等で数回お会いしました。アラファト議長には中東の安定、平和構築に向け、日本も協力していく旨、話したことを覚えております。