5月1日の伊藤信太郎環境大臣の対応について、今日の参院本会議でも取り上げられた。
謝罪のために水俣病情報センターに再度足を運んでいるが、ラジオ体操よろしく、ただ頭を下げても心がこもっているかいないかと考えながら見ていたが、ラジオ体操の仕草と受け止めた次第だ。
メディアから叩かれて、しかも時間を相当空けて行くだけでも政治センスが問われることである。
あの時なぜ伊藤大臣は黙って立ち去ったのか。またマイクを止めた官僚を注意しなかったのか。政治家としての姿勢が問われるものだ。
どう考えても一般常識とはかけ離れていると多くの人は受け止めている。なんとも情けない出来事に、腹ただしさを通り越し、虚しさが去来する。大きな政治不信を作ってしまったと受け止める次第である。
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあるが、私としてもしっかり胸に刻んで参りたい。
今日発売の月刊文藝春秋に「元首相 森喜朗『裏金問題』真相を語る240分 私が裏金作りを始めたと言っているのは誰だ」というタイトルで森元総理の思いが述べられている。
岸田総理からの電話、塩谷立氏に全責任を取れと言ったこと、下村博文代議士とのやり取り等、私も森元総理から昨年12月7日、12月26日、今年の1月23日、4月30日お会いし、聞いていたことがそのまま文書になっている。
森元総理が天下の文藝春秋に堂々と述べていることが何よりの真実である。国会での質疑、メディアの報道、どちらが正しかったか明らかになった。真実でない推測で、また裏付けのない話をした人たちはこの記事をしっかり読んで国民に説明責任を果たしてほしいものである。
9日のコメント
ジュゲムさん、民主主義は議論に議論を重ね、そこで出た結論はお互い責任を持つことです。
BAHO馬鹿阿保な男さん、ご丁寧な説明有難うございます。
くるみ割り熟女さん、含蓄のあるコメント、有難うございます。
ひでおさん、面白い興味深い指摘と受け止めています。
小和田康文さん、政治家である前に一人の人間としての心構えが大切です。
yiさん、テレビの映像から見る限り、伊藤大臣があの場面でなぜもう少し話を聞いてあげなかったのか基本の基がなっていないと感じました。
ミワさん、「地頭」のなさが見えました。
松村訓明さん、被害者の方が亡き奥さんを偲びながら話している姿に何故寄り添う心がなかったのか。この点が一番問題です。心なき政治家、官僚を厳しく指摘して行きます。
リリさん、私もテレビ等、報道からしか知りません。クレムリン、赤の広場はいつ見ても荘厳で歴史を感じる場所です。
さださんのおっしゃる通りです。今、地球環境が問われている時、あの場面は情けない限りです。
僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、政治は弱い人のためにあると心しています。政治家がその気持ちを示さずして何のための政治家と問いたいです。日々、大変だとお察しします。「気」を強く持って頑張って下さい。
tokoton山の男さん、一寸した優しさ、思いやり、慈しみ、愛情を忘れてはいけないとつくづく感じています。
tkjさん、国民主権です。