昨日投開票された3補欠選挙、予想通りの結果だった。

 唯一、自民VS立憲の構図となった島根1区では、下馬評通り立憲民主党の候補が勝った。ここは細田前衆院議長が亡くなり、それに伴う選挙だったが、60年以上も細田吉蔵、細田博之両氏が出ており「細田」としか書いてこなかった選挙区で、そこに統一教会との関係、裏金問題の派閥パーティー券と悪い話が重なり、自民党公認候補者はどうにもならない流れとなった。

 保革一騎打ちにも関わらず投票率は54.62%と最低を記録している。有権者がもう少し感心を持っても良いと思うのだが、大型連休の中日ということも少なからず影響したのだろうか。

 東京15区は柿沢未途議員が、江東区長選挙での公職選挙法違反による辞職に伴う選挙で、自民党は候補者を出さない、いや出させなかった。ここも投票率は40.70%と最低を記録し、長崎3区はパーティー券問題で谷川弥一氏の辞職による選挙で、自民党が候補者を出していないので、立憲が勝って当然である。ここも投票率は35.45%とめちゃくちゃ低い数字である。

 有権者の支持を得れたかどうか、3分の1の投票率だと有権者が選挙にNOと言っているようなものである。

間違いなく1年5カ月以内に衆院選挙は行われる。この補欠選挙の結果を受け、次の選挙に向け、各党動き始めることだろう。

 各種世論調査では無党派層が50%を超えている。無党派層が50%を超えると過去の例からも政権交代の可能性が高くなる。政府与党は国民目線に立って、しっかり対応すべきである。

 釧路市内を挨拶廻りし、11時50分から阿寒・摩周国立公園阿寒湖で「阿寒・湖水開き」に出席。アイヌ文化の伝統に則り「カムイノミ」神事を執り行った。

 好天に恵まれて何よりだった。阿寒は今、観光で全国にその名を知らしめている。鶴雅グループの大西雅之社長が先頭に立っている。

 「アイヌ文化の継承、権利確立」に向けて、これまで以上に取り組んで参りたい。

 

28日のコメント

 谷口ダイゴさん、政治を軽く見ていることに腹立たしさを覚えます。

 僕の癒着性くも膜炎との熾烈な闘いさん、何にも増して尊く重い命です。意を強くもってお過ごしください。

 さださん、地球温暖化対策に世界中で取り組まなければなりません。

 松村訓明さん、ロシアのプーチン大統領は国民から8割以上の圧倒的支持を受けています。アメリカもNATOも日本も現実を見るべきです。

 さくらさん、いろんな情報が無差別に出る時代になりました。法整備が追い付いていない状況です。選挙がある限り、独裁政治はないと考えます。

 ひでおさん、親子一緒にいる光景を想像するだけでも何となくホッとします。補欠選挙、投票率の低さに唖然とします。投票に行かないことは折角の権利を放棄し、無責任です。

 アレックスさん、国民から選ばれた国会議員は責任をもって官僚に国民の声を伝え、指導することです。小選挙区制になり、政治家が官僚を十分使いこなせていないように思います。

 

※阿寒・湖水開き2024