立憲民主党が盛山正仁文部科学大臣に対し不信任案を提出したが、本日の衆議院本会議で否決されている。

 民主主義は過半数を得なければ進まない。圧倒的な数で負けることは明らかなのに、パフォーマンス宜しく、不信任案を出すのは無責任である。

 そもそも新聞情報をもとに国会で追及しているが、本当に問題ならばチームを作って現地に行き、情報収集、裏付けを取るべきである。今の立憲民主党にはそれだけの熱量があるとは思われない。

 国民から選ばれた国会議員、しかも国務大臣というポストに就いている人を軽々に不信任を出すことじたい民主主義の否定に繋がる。

 答弁が再々変わり、旧統一教会との関係も明らかになっていたが、それを攻められなかった立憲民主党には限界があったということを肝に銘ずるべきである。

 ウクライナ復興会議が昨日行われたが、戦争をしているのに復興会議とは、ウクライナがギブアップすることを前提としていると受け止めざるを得ない。復興会議より「停戦、和平をすれ」と呼び掛けるのが先だと思うのだが。

 武器、資金をくれというウクライナがロシアに勝利することはない。ならば一日も早く終わらせることである。

 79年前、1945年(昭和20年)日本が戦争に負けたことを振り返る時、今のウクライナがオーバーラップしてくる。

 「一兵になるまで戦う」とか「女、子供に竹槍(たけやり)を持たせて米兵を撃つ」と大本営発表宜しく、(あお)った一部の跳ね上がりのお陰で、東京大空襲、沖縄戦、そして広島、長崎に核が落とされた。

 日本の経験した負の遺産をウクライナにさせてはならない。一にも二にも停戦という声を私は引き続きあげて参りたい。

 

19日のコメント

 ミワさん、維新も伸びていません。復興会議より一にも二にも停戦です。

 チョモ・ラン・マーさん、言葉遊びより生活感のある言葉で実行力です。

 BAHOさん、第一次産業は国の基です。地球環境にも貢献しています。政治にダイナミックさが欲しいです。

 ひでおさん、もっと決断、突破力を持って事にあたってほしいです。

 松村訓明さんのおっしゃる通りです。

 tokoton山の男さん、国民がどう思っているか正しい情報のもとで即決で進めてほしいものです。

 ジュゲムさん、正しい公正、公平な報道を望みます。

 さださん、復旧、復興のためには与党も野党もありません。しっかり取り組んで参ります。

 yiさん、誰も責任を取らないとは腹立たしい限りです。

 太朗さん、岸田総理がしっかり自民党総裁として責任を取れと言い処分することです。

 

※11時から東京都中野区で「ロシア外交」について講演