読売新聞朝刊29面トップに「受刑者『さん』付け 4月から全国で」という見出し記事がある。

 私が令和4年11月22日、12月8日、齋藤法務大臣(当時)に(ただ)し、検討戴き、また、小泉法務大臣に令和5年11月14日の質疑で前向きな答弁を戴き、12月7日質問した際、新年度を期して全国で実施に移すと答弁されての昨日の法務省の発表である。私の体験が活かされたことを多としたい。

 小泉法務大臣は今日の閣議後の記者会見で質問に答え、次のように述べている。

 

大臣 名古屋刑務所における不適正処遇事案があり、2023年6月に第三者委員会提言を頂きました。それを受けて、法務省としてのアクションプランを同月(2023年6月)に作りまして、それを速やかに進めていこうということで取り組んできています。昨日公表させていただいたのは、その取組状況であります。68の具体策が盛り込まれていますけれども、現在、全国の刑事施設において、その中の約4分の3が試行又は実施段階に移行しているというふうに推移しています。これは、拘禁刑の移行に向けても十分意義を有するものだというふうに思います。

 その中で、受刑者に対する「さん」付け、あるいは受刑者から職員、刑務官に対する呼称、これは「先生」と呼ぶケースがままあるようですけれども、こういった呼称の適正化ということも一つの大きなテーマになっていまして、これは参議院法務委員会で、鈴木宗男先生から、この呼称の問題、あるいは刑務所の中だけで使われている不適切な用語、こういったものを一掃する必要があるんじゃないかということを、かねてより、各歴代の大臣に対して鈴木先生からも強いご指摘があって、私もこれはしっかり改めますという答弁を、昨年11月から12月にかけて、法務委員会でさせていただいております。

 

 これからも私の経験を少しでも活かし、処遇改善、更生に向けての環境整備に力を入れて参りたい。

 

15日のコメント

 BAHOさん、大国への忖度があると思うことが多々あります。

 ひらけ日本さん、刑事施設での改善に向け今後も取り組んで参ります。アメリカの大統領選挙の見通しについてプーチン大統領は絶妙な解説をしたと受け止めています。

 ひでおさん、有権者が選んだ都議と付き合うことも民主主義の大事なことです。

 松村訓明さん、名前の上がっている議員、とりわけ1千万円以上の不記載の者は政治倫理審査会に出席し説明する。それ以下の人は記者会見して国民に説明責任を果たすべきです。

 無事これ名馬さん、少しでも落ち着き、安らぎのある環境にしてあげなくてはと思います。

 yiさん、政治家の「矜持(きょうじ)」を示すことが大事です。

 慎一さん、何が尊いか、それぞれ目的、目標を持って歩むことが大切だと思います。

 さださん、どうして親が子供を殺せるのか考えもつかないことです。

 ひらけ日本さん、子は親の姿を見て育つとよく言われました。その親が人間とは思えないことをする。何とも言いようのない憤りを感じます。