女子マラソンで19年振りに日本新記録が出た。2005年9月25日、ベルリンマラソンで野口みずきさんが出した2時間19分12秒を13秒更新した。

 野口選手は前年アテネオリンピックで優勝し歴史に名を刻んでおり、今回、前田穂南選手の2時間18分59秒の走りは歴史に残る走りである。

 前田選手は2021年の東京オリンピックにも出場したが、33位と不本意な結果だった。今年のパリオリンピック、前田選手の快走を期待したい。

 卓球でもパリオリンピックをかけ、伊藤選手と平野選手が競ったが、平野選手が代表入りを確実にした。

 残念ながらシングルスでの出場は絶望となった伊藤選手の涙の記者会見には、胸が打たれた。

パリに向って全力で挑んだが、勝利の女神は微笑まなかった。伊藤選手の涙には、悔しさ、(むな)しさ、過去の栄光、応援、サポートしてくれた人たちへの感謝など、いろいろな思いがあったことだろう。私には神々(こうごう)しい涙と感じた。

スポーツの世界での切磋琢磨(せっさたくま)に比べると、政治の世界、何ともだらしない限りである。政治資金の届け出をしないで起きながら「知らなかった。秘書に任せていた」と他人事(ひとごと)のように話す政治家の姿に、国民はヘキヘキしていることだろう。

 「申し訳ありません。責任を取ります」と言って議員辞職するなり、離党する者が一人もいない。

 スポーツ選手が身体を張って頑張る、闘う姿に感動や勇気や夢を与えてくれる。それに比べ政治家は言葉が命であるのにその言葉が何とも薄く無責任に感じられる。

政治家一人一人が国民の代表であることを自覚し、国民に対しその姿勢を示すべきである。

 

28日のコメント

 チョモ・ラン・マーさん、しっかり事実関係を明らかにし、国連自体が責任の所在を明らかにすべきです。

 ひでおさん、UNRWAの職員関与があったかどうか真相解明し、けじめをつけるべきです。裏金問題は先ずは法律を守らなかった議員が自ら責任を取る姿を国民に示すことです。

 tokoton山の男さん、「大空と大地の中で」を彷彿させる闘い、私も期待します。松山千春さんの「季節の中で」は昭和54年春の選抜大会入場行進曲でした。

 さださんのおっしゃる通りです。

 BAHOさん、たった16人の部員です。甲子園でのベンチ入りは18人の枠です。それに足りないチームですが、チーム力で栄冠をつかみました。聖地甲子園での躍動を楽しみにしています。