「死者94人 安否不明222人」(読売新聞1面トップ)という記事に驚きながら、不明者をなんとか救出できないものかと願うのみであった。

 救援支援物資も段々と現地に届いているというニュースにもホッとしながら、懸命に救援活動をしている自衛隊、警察、消防、関係者に感謝しながら、地元はもちろん、各地から駆け付けておられるボランティアの皆さんや心ある多くの方々がいることに、日本も捨てたものではないと逆に教えられるものである。

 一つ感激した話があるので紹介したい。

 石川県はもとより富山県も大きな被害を受けているが、氷見市に私の秘書をしてくれた干場君という家族がおり、地震直後、電話が繋がったので、「すぐ逃げろ」と声をかけた。

 家の中の仏壇が倒れて大変な状況だとのことだった。無事に高台に上がり、一息ついたと聞き、ホッとした。

 広島県の宮本さんという私の後援者が干場君とも仕事の繋がりがあり、その日のうちに広島を出発し、氷見市に水や食料を届けてくれたとのことである。

 広島県と富山県、飛行機や新幹線で移動する距離を車で駆けつけたと聞いて、これまた人情や困った時はお互い様の心をもった人が身近にいたことに感激したものである。

 この話を干場君から聞き、宮本さんに早速お礼を言ったところ、「当たり前のことをしただけです」と自然体であった。

 世の中、身近なところにすごい人がいる、忘れてはならない心をもった人がいると改めて感じながら、そうした人が私のそばにいることを嬉しく、且つ、誇らしげに思った次第である。


5日のコメント

 松村訓明さん、今年も頑張って参ります。

 ひでおさん、仰る通りです。戦争は人災です。

 BAHOさん、貴重な情報ありがとうございます。

 niko mitaさん、生き物等しく大事ですね。

 さださん、かつて無駄な公共事業をしているとバッシングをうけた者として、今、胸を張って鈴木宗男は何一つ無駄な公共事業はせず、北海道のためになっている事業を行ったと主張致します。

 tokoton山の男さん、その通りです。議員個々人が正直に、正確に届出していれば、なんでもないことです。名前のあがっている政治家は、国民の代表ですから、国民に説明責任を先ず果たすべきです。

 ひらけ日本さん、サラリーマン化していると私も思います。政治資金は税金がかかりません。ならば「入り」と「出」を明らかにすることは当然です。届出をしていなかった議員は自ら責任をとる意思表示をすべきです。

 谷口ダイゴさん、いつも含蓄のあるコメント勉強させられます。ありがとうございます。