東京地方検察庁が起訴し、その後、起訴が取り消された「大川原化工機」の社長らが、国と東京都に5億7千万の損害賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は「必要な捜査を尽くさなかったとし、違法と認めた。」

あってはならないことを検察、警察はしたことになる。

 特にこの件で可哀想なのは、大川原化工機顧問の相嶋静夫さんが胃がんのため保釈請求を6回したにもかかわらず、検察側は「罪証隠滅の恐れがある」と主張し、また裁判所が判断の権限があるにもかかわらず保釈を認めず相嶋静夫さんは胃がんのため亡くなってしまった。

 検察官は殺人をしたにも等しい。こうした理不尽な人間的でない対応、処置をした関係者は断罪されるべきである。

 私も437日間拘留され、その間4回保釈請求したが「罪証隠滅の恐れあり、逃亡の恐れあり」と言われ保釈は認められなかった。

 やっとの思いで保釈され人間ドックに入り、検査したところ胃がんが判明し、ステージ3、4、転移していると言われ人生終わったと思った。私の場合、手術した結果、奇跡的に転移はなく今に至っている。

 相嶋静夫さんは2020年3月逮捕起訴され、10月に胃がんが判明したにもかかわらず拘留され続け、11月になって入院したが翌2月亡くなってしまった。人質司法の犠牲である。

 検察、警察の暴走はあってはならない。「正義」とか「公正」とか叫びながら、非人道的なやり方に対し誰かが声を上げなくてはならない。

 正直者が馬鹿を見る社会はあってはならない。国民から選ばれた国会議員は公正、公平な社会に向けて、明日は我が身の思いで取り組んで行くべきではないか。

 

27日のコメント

 小雪さん、武器輸出は慎重の上にも慎重でなければなりません。

 ひでおさん、民主主義はルールを守ることです。規制強化の前に政治家個々人の道義・信義・倫理感をしっかり持たせることです。

 BAHOさん、一年ご苦労様でした。私も貴子代議士も与えられた立場で頑張って参ります。

 さださん、日本人は喉元過ぎれば熱さを忘れるで、すぐ次の話題に移ってします由々しきことと思います。維新がどうなっていくか私も注目しています。

 tokoton山の男さん、岸田総理には乾坤一擲の決意と覚悟を持って発信し断行してほしいものです。

 天塩さん、有難うございます。頑張って参ります。