午前の便で釧路から羽田に戻り、13時から参議院本会議。令和4年度決算についてが議題だったが、当然野党は派閥の政治資金パーティーについて(ただ)している。

 松野官房長官も西村経産大臣もこの機に至っても「答弁は差し控えたい」と述べている。

 もう一線は越えている。パーティー券による還流はあったわけだから、これを認めてその上でこうするといった前向きな答弁をすべきではないか。この感覚のズレがことを大きくしている。

 問題が起きた時、最初から国民に「不記載が判明しましたので、ただちに訂正します。今後このようなことがないように襟を正します」と言っていれば、国民の受け止めは違っていたのではないか。

 現在、名前の挙がっている議員はそれなりの経験を積んでいる人達である。

 会計責任者の多くは秘書がなっており、秘書任せが大半であろう。同時に代表者には監督責任がある。その監督責任者に秘書が報告しないことはないと私の経験から思料する。やはり甘えの構造があったのではないか。

 かつてロッキード事件が起きた時、中川一郎先生は「私は田中先生のようにはならない。私に何かあれば鈴木宗男君が全ての責任を取ってくれる」と言われた。この発言に私は側にいて鳥肌が立ち、寒気がしたものである。

 「間違いは出来ない。すべて公明正大にやらなくてはいけない。そしてこの人のために人生をかけなくてはならない」と思ったものである。

 今、何か人間関係、信頼関係が薄くなっているとつくづく感じる次第だ。

 13日で国会が終わる。来年度予算政府原案が決まった後、岸田総理は思い切って人事刷新し、新たな陣容で新年を迎え、国民に希望を与えるべきである。そうすることが政治の信頼回復の一歩ではないか。

 

10日のコメント

 玄太さん、そうした見方もありますね。

 ウクライナさん、一昨年10月23日、自爆ドローンを飛ばし、昨年2月19日OSCE(欧州安全保障機構会議)でブタペスト覚書の再協議等、挑発したのはゼレンスキーではないですか。昨年4月15日ウクライナが提案した和平案にロシアはサインしようとしましたら、取り下げたのはウクライナですよ。歴史の事実を踏まえることが大事です。

 BAHOさん、戦後、アメリカに占領されてからアメリカ「善」の形が作られ今の姿だと思います。自立した日本の姿を示すべきだと考えます。それには近隣諸国との信頼関係が大事です。私の与えられた立場で頑張ります。

 ひらけ日本さん、いつ如何なる時でも私を支えてくれた全国の後援者、サポーターに心から感謝しています。

 ひでおさん、そうですね。今、政治家が果たすべき一番の課題は年末を控え、国民生活を守ることだと思います。生活感のある質疑をしてほしいものです。

 tokoton山の男さん、政治家の基礎体力が弱くなっていることも一因だと思います。

 さださん、検察関係者しか知りえないことが新聞、テレビに出る、これはリークです。間違った権力の行使は心配です。表に出さず粛々と捜査をすることが基本です。

 エセすすきさん、はっきりモノを言える政治家が何人いるでしょうか。

 慎一さん、与えられた立場で全力を尽くして参ります。