ニュースとしてあまり大きく扱われていないが、インド北部で建設中のトンネルが12日崩落し、作業員41人が閉じ込めれていた事故で、28日全員が16日ぶりに救出されている。何よりの結果である。

 閉じ込めれていた間、想像を絶する精神状態だったことだろう。41人全員の生還にただただ拍手を送りたい。まさに奇跡、幸運、人知の結集、閉じ込められた41人の精神力、生命力、色々の力の結果であるが、最高の結果に、目に見えない力が働いたものだとつくづく感じた次第である。

 朝日新聞1面に「維新が提唱 重い『置き土産』 万博 遅すぎた首相の危機感」

 2面「時時刻刻」に「『寄り合い』協会 動き鈍い万博 建設遅れ 1年前から危惧 組織内で情報共有不足か 費用再増額 公表まで時間 吉村知事『勝手に言えぬ』 目玉を欠く展示『なぜいま』答え示せるか」との見出し記事がある。

 その通りで万博まで500日となった段階でこうした指摘がされるのはどうしたことか。

 万博は国家的行事である。誘致をお願いした大阪府の責任、国として開催を決めた以上、一体となって推し進めるべきなのになにかチグハグである。

 日本の威信にかかわる行事であり、成功に向け努力しなくてはならない。

 一般の人に「万博」を聞いても「今、何故するのか」「東京オリンピックだって1年延期したのだから大阪万博も延ばしたら」「世界に21世紀の日本を示すイベントなのに、地元大阪は何をしていたのか」「不参加の国がいくつも出ているが、排除の論理の付けが出ているのでは」等々の声が寄せられた。読者の皆さんはどうお考えだろうか。

 午後の便で帯広に向かい、17時より「十勝軽種馬農業協同組合創立50周年祝賀会」に組合長として出席する。

 中川一郎先生が立ち上げた組合で、引き継いでいるが、設立の時から関わって来た者として、感慨一入であった。

 

29日のコメント

 ひらけ日本さん、佐藤さんの能力を行かせなかった当時の外務省の力量がうかがい知れます。「元都知事と聞いて呆れます」と言った声が沢山寄せられました。

 慎一さん、全国政党にはほど遠いです。

 ひでおさん、いつも有難うございます。

 松村訓明さん、北海道生まれの私にとって四国は自然は勿論、歴史的にも関心の高い場所です。

 GOOD LUCKさん、付け焼き刃的な形でスタートは良くともゴールはどうなるのかよく見て行きたいです。

 さださんのおっしゃる通りです。


※十勝軽種馬農業協同組合創立50周年祝賀会