日本経済新聞4面に「内閣支持迫る『危険水域』11月30%、自民の政権復帰後最低『岸田離れ』党支持層でも 党内は静観 本社世論調査」という見出し記事がある。

 日本経済新聞はバランスの取れた落ち着いた見出し紙面づくりと受け止めているが、今日の見出しは少し刺激的な活字である。

 今の世論を表しているとは思うが、政権に対する叱咤激励と考えれば、何も問題はない。岸田総理が強い決意、意志を持って難局にあたれば流れは変わって来る。

 コロナがあり、ウクライナ問題、ガザ紛争と世界に明るいニュースがなく、負の連鎖に日本も引きずられている状況である。

 特に物価高は国民生活を直撃しており、財布を預かる奥様方は日々の買い物にも頭を使っている。

 どこに不満やはけ口を見出すかというと、どうしても政権にたどり着いてしまう。

 物価高の原因は、油、ガス、エネルギーの高騰である。ウクライナ問題が引き起こしており、ウクライナ紛争が収まれば世界経済、日本の物価高も収まる。

岸田総理の出番、リーダーシップを発揮する場面がこれまでもあったが、未だ()かされていない。年内に大きな判断をして、流れを変えることで政権浮揚、支持に繋がると思うものである。

 「維新地方議員 離党者相次ぐ 今月中旬以降5人」(読売新聞4面)と報じられている。

 維新は「身を切る改革」が目玉で判りやすいが、大都市では理解されても地方では現実とのギャップがあり、政策自体なかなか浸透されない。

 北海道でも札幌市では通用しても、他の市町村ではイマイチになってしまう。合わせて議員の質が問われてくる。また、次期国政候補予定者の顔ぶれを見ても、イマイチという人が多い。

 政治家は自分は能力があると思っても押してもらって応援してもらって結果が出る。こと北海道では維新の候補予定者に国政に出てもらいたいと期待している道民は少ない。

 候補予定者の中には自己過信したり、ムードで楽観視したり、何とかなるのではという軽い気持ちの人が見受けられる。

 いずれ選挙で結果が出ることになるが、自分の名前を他人(ひと)様に書いて戴くことの重み、尊さを、よくよく考えなくてはならない。

 釧路からの朝一便で帰京し、議員会館に入り来客、各種会合に出席。

 夕方、講演を一箇所する。今月も後2日である。

 

27日のコメント

 tkjさんのおっしゃる通りです。

 おびはくさん、早すぎる旅立ちに世の無常を嘆くのみです。

 ひでおさん、いつも有難うございます。信念を持って頑張って参ります。

 慎一さん、新党大地立ち上げの時、松山千春さんが「緑」をシンボルカラーと決められました。

 さださん、外交も人です。王毅さんは中国を代表する愛国者です。

 アサフ73さん、国民の税金を詐欺しておきながら全く反省のない姿に驚きです。鈴木貴子宜しくお願い致します。