米中首脳会談が1年振りにサンフランシスコで行われており、4時間の会談を行っている。
軍事対話の再開、米中衝突回避に向け、話し合ったと報道されている。
アメリカは対中輸出規制で米中経済戦争ともいわれ、台湾についても大きな課題になっているが、トップ同士の話し合いで不測の事態は避けられる流れになる。まさにこれが政治であり外交である。
米国と中国は対立しながらも各級レベルで対話をしている。この点、強かである。
翻って我が日本はどうだろうか。政府が隣国ロシアとハイレベルで接触したという話は聞いたことがない。
アメリカは強かにロシアとも中国とも国際会議はもとより、さまざまな機会をとらえ各レベルで接触を試みている。少しは見習うべきと思うのだが。
5月の広島G7サミットで「核なき世界の実現」を岸田総理は高らかに訴えた。ならば、ウクライナ問題でもガザの件でも積極的に停戦、和平に向けた行動を起こすべきである。
ここで強いリーダーシップを発揮する岸田総理の印象が打ち出されれば、内閣支持は一気に上がることだろう。政治の安定は国民の理解と支持があってのことだ。
岸田総理の乾坤一擲の外交を期待してやまない。
16日のコメント
ひでおさん、おっしゃる通りです。
小雪さん、一にも二にもウクライナとガザも停戦です。
松村訓明さん、「停戦」の声を出さない日本の政治家はどんな頭づくりなのでしょうか。
sugibenさん、テレビに出てくる評論家的人達の発言の裏付けが見えてきません。
慎一さん、日本はウクライナと付き合わなくても生きていけます。ロシアとはどうでしょうか。北方領土、エネルギー等々、ロシアは日本の国益に関わる大事な隣国です。
さださん、アメリカ世論も引けていると聞いています。今こそ岸田総理には停戦に向けてのリーダーシップを発揮してほしいものです。
古狸さん、「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし」という言葉が昔からありました。私は国会議員になってから後援者に先生と呼ばないようにと言いました。先生は学校、お医者さん、弁護士さんでよいと私は思っています。
柴犬ぽぽさん、私は与えられた立場で頑張って参ります。宜しくお願い致します。
イモオさん、安倍総理は9年前、オバマ大統領からクリミア問題の時、経済制裁に協力を要請されましたが、日本には北方領土、日露平和条約交渉等あるので、アメリカと同じ立ち位置ではやっていけないと毅然と断りました。岸田総理も同じ判断をすれば済む話です。