神田財務副大臣が辞任された。税金を徴収する元締めにいる人が税金を納めていないとは論外である。

 内閣の一員が辞めるとよく「総理の任命責任」という言葉が出てくるが、国務大臣はまさに熟慮して任命するが、副大臣、大臣政務官人事は、いちいち総理は絡まない。

 副大臣、大臣政務官は派閥からの推薦を受け、希望するポストを調整し、決定していくのが流れである。

 任命責任というなら推薦した派閥の長に責任があることになる。

勿論、任命権者は内閣総理大臣である。「適材適所」という言葉がよく使われるが、それは期待を込めてしっかり仕事をやって戴きたいという励ましである。

 9月、内閣改造し、副大臣2人、大臣政務官1人が辞めているが、3人ともあってはならない個人のミスではないか。プライベートなことまで岸田総理が全部把握しているわけではない。この点、「任命責任」というのは無理があるのではと考えるが、読者の皆さんはいかがお受け止めだろうか。

 

13日のコメント

 くるみわり熟女さん、良く知っています。政治家は政治家らしく生きて行かねばなりません。

 ひでおさん、マスコミが一番の権力となり、おもねる人がいたのが問題です。

 さださん、公正、公平といいながら、一番権力のある側にいたのではないでしょうか。

 ベイジェファンさん、家内も広島出身です。岸田総理は実行力が必要です。