昨日、広島地方裁判所で河井克行元法務大臣から現金を受け取り公職選挙法違反に問われた元広島市議木戸経康被告の判決で「後藤有己裁判長は、東京地検特捜部の取り調べに言及し、不起訴を前提に被告を取り調べ、被告も不起訴を期待して意に沿う供述をしたことは否定できない」と述べた。事件を巡り、判決が特捜部の捜査を問題視するのは2例目。被告の刑事責任については、客観証拠に基づき有罪と認定した」(読売新聞1面トップ)という記事がある。

 密室における検察の誘導、シナリオ、ストーリーありきの自分たちに都合の良い調書作りが明らかになった。供述誘導疑惑が明らかになったのである。

 8月、別の市議に対しての判決でも「不起訴を前提とした取り調べが行われたことは否定できない」と指摘されており、特捜部の捜査の在り方が公正、公平でなかったことが改めて明らかになった。検察は正義ではないことが裁判所が指摘した事実は重い。

私自身、検察の誘導、誤導、さらには認めれば執行猶予になるような「悪魔のささやき」を聞いた経験がある者として、ここは国会でも取り上げて行くべき問題だと心するものである。

 昨夜、苫小牧で松山千春さんのコンサートがあり駆け付ける。舞台に呼ばれ、モスクワ訪問について千春さんからいくつかの質問を受ける。

 千春さんは「北方領土解決、漁業交渉、墓参、ウクライナ停戦、宗男さん以外に誰が話をした。モスクワに行った宗男さんを自分は評価する」と言ってくれた。

 生涯の「(しん)(ゆう)」に感謝であり、この言葉を聞いただけで行った甲斐があったとつくづく思った次第である。

 16時から川湯大地塾。早いもので18回目を数える。昔は湯治客(とうじきゃく)でにぎわった川湯も、だんだん寂しくなってきた。

そこで川湯を元気づけようと思っての川湯大地塾である。大勢の人が参加してくれて、継続は力と改めて思ったものである。

 

26日のコメント

 肥後の国からさん、国会議員の真剣度が問われますね。俺が国民の代表の政治家だという気概を示してほしいものです。

 小春さん、子供の感性には私も教えられることがあります。大事な指摘、有難うございます。教育の機会均等は最も大切なことです。

 慎一さん、政治家が人情、心をなくしたら終わりです。

 ウクライナさん、何を言っているのか理解できません。

 ひでおさん、冨川さんのこと心にとめて戴き感謝します。

 tokoton山の男さんの受け止め、見解、多くの人が持ったと思います。

 青い地球さん、26日も8時から講演しました。15時から大地塾でも話しました。今週のサンデー毎日田原総一朗さんとの対談も出ています。是非ともアクセスしてください。

 fairycocoonさん、国連安保理で停戦に反対することに違和感を覚えます。

 ひらけ日本さん、一部の者が身勝手に党内統治(ガバナンス)を言う前に、民主的手続きをするべきです。他人(ひと)の意見も聞かず処分あり気に私は先手を打って離党しました。

 まんすけさん、言葉の意味、重みをしっかり踏まえるべきです。

 さださん、国連に務めている中にいる日本人職員はどう考えているのでしょうか。聞きたいものです。


※川湯大地塾