読売新聞28面に「フジテレビ忖度認める ジャニーズ要請断ると出入り禁止」という見出し記事がある。正確を期すために全文紹介したい。

 

「ジャニー喜多川氏による性加害問題でフジテレビは21日放送の『週刊フジテレビ批評 特別版』で、同局の過去の報道などに関する社内調査結果を公表した。調査は社員や元社員77人に実施。元報道局幹部らが、制作現場でジャニーズ事務所に対して過度な配慮や忖度(そんたく)があったことを認めた。寄せられた証言の中には、『所属タレントに関する発表について(番組に対して)かなり細かく使用範囲や使用可能映像の指定があり、それを逸脱すると一定期間その番組だけ映像が使えなくなった』『タレントの結婚報道の際に、取材映像を放送しないでとの執拗(しつよう)な要請があり、それを断ると、一定期間、取材現場から出入り禁止にされた』といったものもあった。」

 

 以前から言われていた、指摘されていたことが、ジャニー喜多川氏の性加害問題で一気にさまざまなジャニーズ事務所の上から目線のやり方が表に出てきた。

 メディアも知っていながら、苦々(にがにが)しく思っていながら、言いなりで従ってきたことを今どう受け止めるのであろうか。

 政治家が何か発言すると問題視されるが、ジャニーズ事務所の振る舞いに黙ってきたメディアの姿勢は、検証されることが必要だと思うのだが。公正、公平と言ってきた側のためにも取り組んで戴きたいものである。

 午前中、帯広で仕事をし、昼過ぎに故郷足寄町大誉地に行き、野遊会を行う。9月に行う予定だったが、私の日程の関係で延び延びになってしまった。懐かしい故郷の皆さんのお顔を見ながら、ただただ感謝の気持ちで一杯だった。

 私の産まれた地名は、大きな(ほまれ)の地と書いて、足寄町「大誉地(およち)」という。この地に生まれ育ってよかったとつくづく思う。

 子供の頃、-35℃まで経験し、昭和36年までランプ生活、薪ストーブの生活で厳しい自然環境が生きる知恵や何よりも助け合う心、一寸(ちょっと)した優しさ、思いやり、慈しみ、愛情の大切さを教えてくれた。

 人生、産まれてから15歳までの生活環境が人生の上で大事な時期だと言われるが、あらためて故郷「大誉地」に、そしてかけがえのない人間関係、出会いに万感の想いで感謝した次第だ。

 

21日のコメント

 やすこさん、争いを煽るのではなく、()めさせる頭づくりが大国のリーダーのあるべき姿ではないでしょうか。

 慎一さん、「北海道がよくなれば日本がよくなる」「明日の日本を創る北海道」の思いで頑張ります。

 tmizoさん、オバマ大統領は「アメリカは世界の保安官ではない」と言われました。この言葉が象徴的です。アメリカ一国で世界が廻っているわけではないのです。

 さださんの仰る通りです。トップリーダーの存在は大きいです。

 としこさん、広島、長崎に核を落としたことに、78年経っても一切お詫びも、悪かったとも申し訳ないとも言わないことに腹立たしさを感じます。

 青い地球さん、スポーツ、文化、芸術、音楽に国境はありません。何があっても交流をしなくてはならないと思います。

 小野さん、終わらない戦争はありません。早く終わらせることが犠牲者を出さないことに繋がります。

 ひでおさん、いつも有難うございます。地位、名誉よりも一つの仕事に取り組む姿の重み、尊さを若い政治家に知らせていきたいと思っています。

 tokoton山の男さん、一般の付き合いの中でもこれは言ってはいけない、これは我慢しようと自制したり、配慮があります。(おおやけ)にメッパするようなやり方はアングロサクソン的発想だと思います。

 

※故郷足寄町大誉地で野遊会

※野遊会に参加された皆さんと

※大誉地の紅葉