昨日深夜、ロシアのプーチン大統領はソチで開かれている各国のロシア専門家、報道関係者の集まりである「バルダイ会議」で極めて興味深い発言をしているので紹介したい。
<日本語訳>
▼ルキヤノフ(司会者):畔蒜泰助(あびる・たいすけ)さん、どうぞ。
▼畔蒜泰助:日本の笹川財団の者です。前回、質問の機会をいただいたのは、2018年、5年前でした。しかし、ウクライナ戦争勃発後、日本は対ロシア制裁に参加し、ロシアは両国間の平和条約交渉の中断を発表し、日露関係は膠着状態に陥りました。私自身は、近い将来に状況が改善される良い見通しはないと考えています。とはいえ、ロシアと日本は隣国です。常に対話の窓を開いておくことが必要だと思います。その意味で、少なくとも専門家のレベルで、両国間の対話を再開すべき時が来ていると思います。もし、日本が、そのようなイニシアチブをとったら、大統領、支持していただけますか?ありがとうございます。
▼ルキヤノフ:本日、「窓開け」が流行っていますが、お気づきですか?
▼プーチン大統領:私は4級の資格を持った大工ですから、窓の作り方は知っています、ご心配なく。
▼ルキヤノフ:拡大する方法を知っていますか?
▼プーチン大統領:必要ならそうします。国益に適うなら、我々も、それに取り組みます。それでは、日本についてです。あなたは2018年に私に質問したと言いましたが、ウクライナで軍事行動が始まってから、すべてが変わりました。ウクライナでの戦闘は2018年以降に始まったのではなく、2014年に始まったのです。より深刻な局面が始まったのは、本当に2022年ですが、軍事行動自体はドンバスへの爆撃や装甲車による攻撃として、2014年に始まりました。私は、冒頭の挨拶でこのように述べました。さて、私たちの関係についてです。日本に制裁を課したのは我々ではなく、この場合、アジアへの窓を閉めたのも我々ではない。日本がそうしたのです。我々は何もしていません。もしあなたが、今こそ対話の時だと考え、日本側が何らかのイニシアチブを示すことが可能だと考えるなら、対話が行われることは常に悪いことではありません。あなたは、私たちは、それに応じる用意があるかと聞かれました。ドアや窓を閉ざしている側から、そのようなイニシアチブがあれば、私たちは、それに応じる用意があります。この "窓 "を開ける時が来たとお考えなら、どうぞ開けてください。私たちが反対だと言ったことがないのですから。それをやってください。(了)
今朝の夜中1時47分に国際電話が入り「鈴木先生がロシアで会われた方々に、こんな時だからこそ対話が必要だ」と話されたことをプーチン大統領はきちんと答えていますと連絡が入った。
プーチン大統領の発言を聞き、モスクワを訪問した意義があったとホッとしたものである。
日本維新の会で雑音が流れているが「鈴木宗男は国益の観点から結果を出している」と言いたい。
しっかり心して日露関係に取り組んで行く決意を新たにするものである。
5日のコメント
裕子さん、有難うございます。
GOOD LUCKさん、いつも有難うございます。厳しい日露関係だからこそ対話が必要です。
マラソンマンさん、有難うございます。頑張ります。
えいさん、信念を持って働きます。
ぴあさん、維新は処分をするそうです。
tokoton山の男さん、選挙も外交も人間関係が太いか細いかです。
ハヤブサ21さん、私は政治家として誰よりも日露に関わって来たと自負しています。
小雪さん、有難うございます。
シエスタたんさん、その通りです。
みるくのぱぱさん、そうさせて戴きます。
慎一さん、有難うございます。
さださん、いつも感謝します。頑張って参ります。
松村訓明さん、予定通り日程をこなせてホッとしています。
トクチノギソクさん、私は私の道を邁進します。
皆空さん、有難うございます。
明日への希望さん、日本は戦後アメリカ中心で外交を行ってきました。
イズミさん、頑張ります。宜しくお願い致します。
ひでおさん、そうです。お互い信頼関係の醸成が必要です。だから対話です。いつも有難うございます。
タコ八郎さん、しっかり頑張って参ります。
気になったのでさん、①の点、日本とロシアで解決されていないのは北方領土問題です。この解決が国益に繋がります。②の点、この4年間コロナもあり昨年からの紛争も起き政治家の交流はありませんでした。旧知の専門家、官僚、政治家とのパイプを繋いでいくのが国益にかなって行きます。
papoponさん、日露関係は私の1丁目1番地です。
あきとしさん、信念を持って頑張ります。
ケチャップさん、有難うございます。
BLUEさん、こんな時だからこそパイプは繋いでおかないといけません。
鬘屋Kazura-ya かずらやさん、外交は相手があり折り合いを付けるしかありません。
じょんさん、そうです。国益のため頑張ります。
美織さん、信念を持って行動します。
梶野秀雄さん、まずは双方、銃を置く、戦いを止めることです。その上で中立的立場、武器をウクライナに送っていない中立的な国、日本、インド、中国、ブラジル、それと国連の代表が入りロシア、ウクライナとテーブルにつくことです。
橘あおいさん、何があっても諦めないで頑張ります。
くもさん、黙っていても事態はかわりません。元島民や漁民の声、思いをロシアにはしっかり伝えました。
チョモ・ラン・マーさん、信念を持って頑張ります。