昨日、第二次岸田再改造内閣の副大臣26人と政務官28人が閣議決定された。54人の中に女性がゼロであることにメディアはいろいろ指摘している。

 人事は任命権者の判断だが、副大臣、政務官は党内バランス、力学が働く。これまでの慣例からも岸田総理が口を挟むことはないと思う。男性であれ、女性であれ、要は国家・国民のためにしっかり仕事をしてくれる人を登用することである。

 小泉政権の時、当選回数の少ない人を起用し、経験がないものだから声高に「政治主導」と叫んだが、「官僚主導」で役人が楽をしただけだった。

 どの組織でもそれなりの経験を積んで、その上で仕事をさせるのが通例である。

 「どうしてこの人が閣僚にと思われる人が何人かいますね」と何人かのマスコミ関係者から聞かれたが「仕事ぶりを見てから評価するしかないですね」と私は答えている。

 副大臣、政務官人事について立憲民主党の泉健太代表が「今の時代に反する人事。若手や中堅が担う副大臣、政務官に女性がいないのは、自民党の人材のなさの象徴で由々しき事態だ」と語ったことが新聞に載っている。

 どう考えても立憲民主党よりは自民党の方が人材キラ星のごとくいると私は見ている。

 勇ましいことを言う前に、先ずは言葉の使い方から勉強した方が良いのではと思う次第だ。

 この程度のレベルゆえに自民党は随分助かっていることだろう。

 昨夜最終便で羽田から千歳に出て、今朝千歳8時5分発の便で中標津に飛び、11時から根室市で告別式に参列し、車で羅臼町に向かい、らうす産業祭第52回「漁火まつり」開会式に出席。好天に恵まれ何よりだった。外での行事は天気が良ければ成功である。世界遺産知床を抱える羅臼町には自然の恵みが沢山ある。

 昨年4月のKAZUⅠ事故で、羅臼町の観光も今一つの感じだが、コロナも収まりインバウンドが相当来てくれているので、段々と羅臼の価値は高まってくると思う。

 17時過ぎの中標津発千歳行きに乗り、札幌に出て会合をこなす。今日は北海道を横断するような日程だった。

 明日は天皇皇后両陛下をお迎えして釧路管内厚岸町で行われる「第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会」に出席する。

 一日がアッという間に過ぎていく。

 

15日のコメント

 慎一さん、私なりにいろいろアプローチしています。

 さださん、尹大統領の決意と覚悟の発言を日本はもっと強くバックアップすべきと昨日の日韓議連の会合で私は話しました。

 谷口ダイゴさん、武道は礼に始まり礼に終わります。プーチン大統領は柔道家であり、十分心しております。

 ひでおさん、袴田さんの応援お願いします。羅臼に来て国後島がきれいに見えました。


※らうす産業祭第52回漁火まつりFINAL