第2次岸田改造内閣が発足した。あわせて自民党役員人事も正式に決まったが、重厚、即戦力の顔ぶれである。

 麻生副総裁、茂木幹事長、萩生田政調会長の留任は当然として、党大会に代わる党の最終意思決定機関である総務会長に森山裕氏を選対委員長から横滑りさせた意味は大きい。

 その後任に小渕優子組織運動本部長が就いたが、大きく注目されることであり、これだけでも世論支持率は大きくアップすることだろう。

 内閣には女性を5人起用し、これまた話題になると思う。要はしっかり与えられたポストをこなせるかどうかであり、それぞれの責任は重い。

 人事は巡り合わせもあれば、その時の流れもある。入閣を希望したり、期待する適齢期の人は自民党の場合、国会議員の約半数はいる。

 今回なれなかった人は次に向けて汗をかくことでチャンスは廻って来る。

 私の経験からして、しっかり(こころざし)を持って人一倍努力していれば自ずとポストは巡って来るのである。ただ待っていてもなれない。普段の努力である。

 12時よりジョン・ムウエテ・ムルアカ君のミサ告別式が執り行われた。大勢の人が最後のお別れに駆け付けて下さり、ジョンの人柄が偲ばれた。

 奥様、4人のお子様は悲しみの中にも凛として、厳粛な事実を受け入れている様子だった。

 その姿を見るにつけ「ジョンなんでこんなにも早く」という思いに駆られた。

 知の巨人佐藤優さんから「鈴木先生、我々が大変な時、裏切らなかった尊敬すべき友人です」とメッセージがあったが、改めて「義理、人情、恩義」は、日本人以上の日本人であったジョンである。

 「ジョン、沢山の出会い、想い出を有難う」と心から感謝してお別れした。

 「ジョン、どうした」と今も脳裏(のうり)去来(きょらい)する。

 

 

12日のコメント

 慎一さん、打開に向け努力中です。

 谷口ダイゴさん、いつも有難うございます。恐れ入ります。私は私の分を心得ています。

 小雪さん、ジョンの人柄、日本でのさまざまな苦労を私なりに知っています。ジョンの名誉のためにも行動します。

 tokoton山の男さん、私は信念を持って筋を通して参ります。

 さださんのおっしゃる通りです。ジョンの名誉のためにも闘います。

 ひでおさん、人間味に富んだジョンでした。

 あきとしさん、「日本とアフリカの架け橋になりたい」というジョンの思いを受け継いで行きます。

 GOOD LUCKさん、有難うございます。

 小野さん、日本人以上の日本人でした。

 lavender-1358さん、会うは別れの始めなりと言いますが、一緒に仕事したことを感謝し、誇りに思っています。

 橋場鮎美さん、今もって私も信じられないことです。


※ジョン・ムウェテ・ムルアカ氏のミサ告別式