ウクライナのゼレンスキー大統領は、レズニコフ国防相を更迭すると発表している。

 報道によると国防省では1月、軍の食料調達を巡り汚職疑惑が持ち上がり、国防次官が解任され、その後も別の汚職疑惑が持ち上がっていたという。

 ウクライナそのものが腐敗体質、汚職体質が指摘されており、武器の横流し問題、資金の透明化がしばしば取り沙汰されていた。

そのウクライナを支援する国は現実をどう受け止めているのか。国家のあるべき基本を国際社会がきちんと指導することが先ではないだろうか。

 ウクライナ「善」、可哀想だという前に、ウクライナがどういう国であるかをきちんと認識することが大事ではないだろうか。

 9日からインドニューデリーで開かれるG20(20ヶ国・地域首脳会議)に中国の習近平国家主席が欠席する見通しだといわれる。

 中国はインドとは国境紛争を抱えており、さまざまな要因での欠席と思うが、G20の基盤にもかかわることである。

 加盟国の中でも大国であるロシア、中国が出ないとなるとG20の形骸化(けいがいか)、存在意義が持ち上がって可能性がある。

 世界経済のブロック化が進み、BRICS(新興5カ国 ロシア、中国、インド、ブラジル、南アフリカ)に新たに(アルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)が加入し、大きな影響力を持つ組織体になっている。

 日本もアメリカ一辺倒で生きていける状況ではない。地球儀、世界地図をよく見ながら、賢明な将来に向けた舵取りをしてほしいと願ってやまない。

 

4日のコメント

 さださん、お陰様で全国各地の人間関係に感謝しています。

 ひでおさん、21世紀はアフリカの世紀です。アフリカは日本の戦後の発展を評価しています。しっかり太いパイプ作りをすべきです。「国策捜査」という言葉が定着しただけでも私が闘っている意義はあると思います。

 慎一さん、正直者が馬鹿を見ない社会にすべく頑張ります。

 小雪さん、やはりコーチ、指導者の役割は大きいですね。政治にも言えることです。

 lavender-1358さんのお心に感謝します。日本人以上に日本人らしい男でした。

 チョモ・ラン・マーさん、IAEA(国際原子力機構)の判断は重いものです。日本はしっかり事実を粘り強く説明するしかありません。表に出る前に前もって水面下で話すべきことです。知恵というか外交力が足らないと感じます。