読売新聞朝刊1面トップに「『供述誘導』検事2人聴取へ 最高裁 取り調べ・公判担当」と大見出し記事がある。

 31面トップでも「『不起訴示唆 信じた』元広島市議公判『安易だった』供述誘導疑惑 証人テスト通じ『洗脳』」という見出し記事で約2分の1の紙面を使っている。

 「全面可視化 一日も早く 村木厚子さんら声明」という記事も出ている。

 私の経験からも検察は自分たちの、シナリオ、ストーリーを作り、それに沿って事件を作り上げていく。

 日本は逮捕され起訴されたら99.9%有罪となるのはこの手法がもとである。

 私の「やまりん事件」「島田事件」でも関係者は検察の取り調べで「鈴木に付くか、こちらに付くか、鈴木に付くならもう一度盗伐事件をやるぞ」といわれ、やまりん関係者は検察の誘導に負けた。

 島田事件でも島田関係者に「鈴木に付くなら官製談合をやるぞ。役所や業界に大きな迷惑がかかるぞ」と脅かされ、仕方なく検察の求めに応じ協力したと教えられた。今回の河井事件も同じ構図である。

 この検察の思い上がり、権力を笠に着たやり方を正さなくてはならない。

 検察が良識、良心より、手柄を上げ、出世を考える利己的な連中がいたことを証明している。村木事件、小沢事件しかり、鈴木宗男事件も同じである。

 この検察のやり方を国民から選ばれた国会議員は、国民目線で国民を守るために検察改革に向け、立ち上がってほしいものである。

 朝、悲しいニュースが飛び込んで来た。私の秘書をしていたジョン・ムウエテ・ムルアカ君が飛行機の中で心停止で死亡が確認されたと連絡が入った。

 昨夜8時47分、飛行機が飛び立つ前「これから行ってきます。本当に有難うございました。いろいろお世話になり感謝しています」これが最後の会話となってしまった。何という世の無常かと、ただただ涙が流れた。

 日本に来てから約38年、私の秘書を務めて31年になるが、あらぬ疑いをかけられたりしたこともある。

 しかし日本人以上の「日本人精神、義理、人情、恩義」を忘れず、私を慕ってくれた。何ということかとただただ涙してやまない。

 

 

30日のコメント

 tokoton山の男さん、そうです。今からでもメディアはそれぞれ統括して戴きたいと思います。

 小雪さん、ジャニー喜多川さんのことは業界はもとよりより広く知らされていたことです。今頃になって報道するメディアは先ずは事実に基づいて反省から始めるべきです。

 さださん、見て見ないふりするのは卑怯です。メディアが正しい認識かどうかジャニーズ事件で明らかになったと思います。

 松村訓明さん、1999年週刊文春が取り上げたにもかかわらず、今になって取り上げることにメディアは何をしていたのでしょうか。

 ひでおさん、時間が経っても何が正しく、何が間違っていたかしっかり質さなくてはなりません。

 慎一さん、検察の良心、良識を見せてほしいものです。

 ameba19810311さん、佐藤優さん元気一杯です。

 アレックスさん、私の事件でも検察のストーリー、シナリオに沿った誘導による調書作りでした。

 谷口ダイゴさん、メディアはよく「公平、公正」という表現をしますが、権力のあるものに一番寄り添っています。