ジャニーズ事務所創業者の、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題について、ジャニーズ事務所が設置した外部専門家による再発防止特別チームが昨日記者会見し「喜多川氏が1950年代から2010年代半ばまで長期間にわたり、所属タレントらに性加害を繰り返していた」と認定している。

 1999年(平成11年)に、週刊文春がジャニー喜多川社長が所属少年タレントへのわいせつ行為を報じ裁判になった。

 2002年(平成14年)東京地裁は、文春側に賠償を命じた。

2003年(平成15年)東京高裁はセクハラ行為を認め、2004年(平成16年)最高裁はジャニーズ事務所側の上告を退け高裁判決が確定した。

 当時文春が報じた際、他のメディア、特にテレビは何の反応も示さなかったのはどうしてなのだろうか。いや取り上げると反動が怖かったのか。

 ジャニーズ事務所と言えば飛ぶ鳥落とす勢いであり、あえて取り上げなかったのか。

 よく公正、公平、真実を知らせると公言するメディアが、文春以外全く触れないことは異常ではなかったか。

 遅くなっても良いのでメディアの良心、良識を示してほしいものである。

 16時半から8月東京大地塾。佐藤優さんが元気になり戻って来た。知の巨人の佐藤さんを万来の拍手でお迎えした。

 「プリゴジン『ワグネル』創設者の死亡 ニジェール情勢とロシア」というタイトルで、いつものようにお話を戴いた。

 時あたかもサンクトペテルブルグでは、故プリゴジン氏の葬儀が行われているとの報道があった。

 佐藤優さんの鋭く、また、重層的な分析に、多くの人が納得されたことだろう。

 

29日のコメント

 谷口ダイゴさん、いつも有難うございます。日露関係の一日も早い正常化を願ってやみません。

 さださん、ポスト、人事はその時の巡り合わせです。

 ひでおさん、G7の議長国であるならば、その立場を活かし、リーダーシップを取るべきと思います。

 慎一さん、信念を持って活動する政治家が少なくなりました。

 チョモ・ラン・マーさん、日本の立ち位置を世界に示してほしいものです。


※東京大地塾